突然巻き起こったコオロギ食

 

 

突然巻き起こったコオロギ食

また政府と国連のごり押し?

最近数週間で急に耳に入るようになったのコオロギ食で、賛否をめぐって有名人が発言したりテレビで特集したりして反響も大きい

最初に言い出したのは国連らしく、国際連合食糧農業機関(FAO)などが人口増加による食糧危機への対策として昆虫食が必要だと言っています

コオロギ食が一気に知られたのは徳島県でコオロギ給食が始まってからで、徳島県立高校が乾燥コオロギの粉末をコロッケに混ぜて提供したと11月28日の日経新聞に掲載されている

提供したのはコオロギの形をした食べ物ではなく粉末をかぼちゃコロッケのなかに混ぜたものだったが、日本テレビ系「スッキリ」で放送した後批判が大きかった

番組ではFAO(国連食糧農業機関)の昆虫食に関する報告発表を紹介し、昆虫食のメリットを挙げて肯定的に放送していた

視聴者からの苦情はコオロギの安全性を疑問視するもの、急にコウロギ食を押し始めた不自然さの指摘、子どもの給食に出したことへの批判などが多かった

残念ながらその番組を自分で見ませんでしたが、おそらくかなり強い調子でコオロギ食をごり押しし、視聴者が不快感を抱いたのではないかと推測します

コオロギだけを推すのは不自然だという指摘もあり、自分はコンビニのビニール袋有料化やストロー廃止のごり押しで同じような印象を受けた

「ストローさえ廃止すればゴミ問題はすべて解決する」かのようなごり押しや、コンビニ袋を廃止しないと人類が絶滅するような強引な議論がまかり通った

現実にはストロー”だけ”廃止したりビニール袋”だけ”廃止してもプラスチックごみの問題は解消していません

今回はコオロギな訳で「コオロギを食べないと非国民」「コオロギを食べないと地球が滅ぶ」ようなキャンペーンがこれから行われるのかも知れない

この手のごり押しにいつも関わっているのが電通で、あらゆるテレビ番組で全員が同じ事を言い始めたらだいたい電通がやっています

昆虫を食べても地球は救われない

昆虫食は昆虫チップスとか昆虫の佃煮、給食にもなった粉末などがあり、粉末にして虫である事を黙っていれば分からないでしょう

最近注目されている昆虫は”ハエの赤ちゃん”で牛や豚より遥かに速く肉になるので人類の食糧問題を解決すると推奨されていました

最近代替肉や培養肉が急速に進歩し、将来人間が食べる肉の多くが代替肉になると予想するニュースも目にしました

代替肉は植物原料を加工して肉として食べられるようにしたもので、「大豆ミート」などの商品名で販売されています

大豆、エンドウ豆、そら豆、小麦などの植物タンパク質から動物の肉のような食感と味の食べ物を作る技術も急速に進歩しています

培養肉は牛や豚などの肉の細胞を実験室のような環境で培養し大きくしたもので、2040年に全ての食肉の35%が培養肉になるという予測もある

「代替魚」というのもあってあづまフーズはこんにゃく粉を原材料としたサーモン、マグロ、イカなどを販売していて少なくとも見た目は良くできています

コオロギ給食が反発を買ったのは押しつけがましさが全面に出たからで、誰も望んでいないのに「おいコオロギ食べろ」とある日強要されれば誰でも反発します

昆虫を食べれば食糧危機が解決するという国連の言い分については、食糧危機が解決されるたびに人口爆発して人類は100億人になろうとしています

昆虫や代替肉や培養肉で食糧問題が解決してしまうと、人類の人口は200億人に増えるかも知れません

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