年間500~1,000ミリシーベルト程度なら 健康に良い

経済コラムマガジン 11/4/25(659号)

放射線医師で大阪大学の名誉教授の中村仁信氏である。この人物はただの放射線医師ではなく、日本放射線防護委員会の委員長であり、さらにICRP(国際放射線防護委員会)の委員(単なる委員だけではなく理事にも就いていたようである)をやっていた。まさに本物の放射線医学の権威

教授は低レベルの放射線はむしろ健康に良い・・・低レベルの放射線が発生させる程度の活性酸素は、むしろこの免疫機能を高める働きがある

問題はどの程度までの放射線レベルなら健康に良いのかということになる。中村仁信教授は、年間500~1,000ミリシーベルト程度(筆者の聞き違いでなければ)なら良いのではないかと発言していた。筆者の計算では、これは57~114マイクロシーベルト/時となる。

そして驚くことにICRPの科学者の間では、中村教授と同様、低レベル被曝においては免疫機能が高まるといった効果を重視する考えが主流になっている・・・
教授の話によれば、どうもこれまでのICRPの基準値にこだわっているのは、権威を重んじ科学性に背を向けているICRPの上層部だけになっている


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