麻生総理の発言 大いに歓迎

西村眞悟
笑うほどあきれる

麻生総理の郵政民営化の賛否に関する発言であるが、民営化に反対を貫いた者からみれば、当たり前の発言である。この領域は、柔軟な試行錯誤の領域である。つまり、原理主義的なこだわりは国策を誤る危険性がある領域である。
 従って、麻生氏も考えを変遷させてきた。
 それを正直に言った。
 それでいいじゃないか。大いに歓迎する

日本のマスコミでは小さく報道された。しかし、英国の新聞では一面で報道された。それは、アメリカのオバマ大統領が、アメリカの戦略核弾頭の数を八〇パーセントも削減して一〇〇〇発にするという方針を表明したことである・・・
中国は核戦力増強を急ぎ、現在保有する核弾頭は八〇〇発程度か。北朝鮮の日本向けノドンミサイルは二〇〇基で内一割程度が核弾頭で他は生物化学兵器などと言われる。
 このアメリカに不利になりつつある日本周辺諸国の核戦力増強の中で、さらにアメリカの戦略核が八〇パーセント削減されれば、日本に対するアメリカの核の傘は機能しない。


 内閣総理大臣を本部長とし官房長官を担当大臣として拉致被害者救出を求める内閣は、被害者が国内で失踪宣告により「死んだことになっている」状態を放置して、生きていることを前提にした被害者救出を北朝鮮に迫まらざるを得ない。
 このジレンマ・矛盾は司法の領域では是正できない。従って、内閣は自ら特例措置をもって失踪宣告を取り消すべきだと提言したのである。
 それを、「お答えできない」とは何事か。
「裁判所に係属している」という一事に飛びついて得意げに門前払いの答弁書を起案し、手間が省けたと安堵するつまらん官僚のしたり顔が目に浮かぶ。
 人事院総裁の「もっともらしい秀才顔」といい、この答弁書を起案した姿を現さない官僚の「したり顔」といい、官僚とはやっかいで、やはり笑うほどあきれる。

いい点を 突いています
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