台湾人はこれから国民党の弾圧と中国の恫喝に怯えながら生きていかねばならない

頂門の一針
アンディ・チャン
弾圧と恫喝の台湾
馬英九の就任式が20日のことだが、1時間後には既に台湾人に対する弾圧と粛清が始まっている。
一党独裁のもとで行政、立法、司法、軍部警察を抑えてしまった新しい国民党政権は、民進党だけでなく台湾人全体を抑えこみ、国内はもちろん、中国政策でも民間の意思を無視できると意気込んでいる。
第2次の白色恐怖が始まったと言う人もいるが、独裁だから勝手に人を裁き、剥奪できる。
台湾人はこれから国民党の弾圧と中国の恫喝に怯えながら生きていかねばならない。これが民主選挙で人民が選んだ道なのである・・・・

以下 要旨ですが 全文を読まれることを 薦めます
馬英九の講演の真意
人民はメディアの宣伝を信じて陳水扁は無能と思い、民進党を信頼せず、経済は衰退したと信じた

与党の政治は「クリーンで清廉」だ、だれにも異議は許さない。民進党政治では蒋系中国人は賄賂がとれなかったが、新社会になれば蒋系中国人の独裁であり、次はわれわれの番だ。

民進党の武器購入は蒋系中国人に利するところがなかったからボイコットしたが、これからは国会で国防予算を通してやり放題に搾取できる。

総統には国防機密費が付与されているが、多くの支出は機密に関するも
ので用途を帳簿に記入できない。それで機密費の用途には別途の支払い
を帳簿に記入するが、これが調査の対象となったのである。

陳水扁は機密の支出は記入できないし、過去の国民党政権の時代も同様であったと弁解したが、これを不正流用として調査するのだ

似たようなケースで馬英九が台北市の経費を自分の銀行口座に振り込んだが、司法部は「宋代の官吏が公金を私有化できた」ので無罪、最終的に「馬英九には犯意がなかった」から無罪という判決を下している。
馬英九は公金を自分の口座に振り込んでも犯意がなかった、陳水扁は公金を公用に使っても機密を説明できないから有罪と言うのである

陳水扁の狙撃事件で国民党は自作自演の濡れ衣を着せて4年も調査を続け、アメリカから専門家を招聘して現場や銃創、銃弾などの調査を行ったが、結論として狙撃は自作自演ではなかったことが判明している・・・
陳水扁は国民党に対し無為無策だった。殊に2004年の暗殺未遂で九死に一生を得たあと、自作自演の濡れ衣を着せられても弁解せず、汚職腐敗と罵られても無為、家族が起訴され嘲笑されても沈黙したままだった。
そのような完全服従の態度をとっても退任と同時に起訴され投獄される

国民党の搾取が進み、中国資本や中国人の観光客が大量に「失踪」して台湾に永住し、やがて民衆が騙されたと気が付いたときはすでに中国に同化されたあとだろう。・・・・
小選挙区制度が憲法で定められ、独裁のもとで憲法改正が不可能となったいまは、中華民国体制の選挙で政権は取りかえせない







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