常用漢字に縛られる石頭

 これは まさに 正論

単なる目安に過ぎない 当用漢字を 律儀にまもる風潮に 喝


産経 正論

翔平の打球は「飛しょう」する 社会学者・加藤秀俊

2019.9.23

 大谷翔平の活躍はたのしみだが、NHKにとって翔平の快投・快打はけっして「飛翔(ひしょう)」することはない。「飛翔」することなく「飛しょう」する。なぜなら「翔」という漢字が常用漢字のなかに入っていないからである。

 常用漢字に縛られる石頭

 人名・地名などの固有名詞は常用漢字の制限外だから「翔平」はよろしい。しかしロケットだかミサイルだか物騒なものが発射されるとそれははるか上空にむかっての「飛しょう体」と表記される。いや、そう表記しなければならない、と頑固な立場をとっているのがNHKなのである。他の放送局や新聞が「飛翔体」と書いているのにNHKの字幕だけはいつになっても「飛しょう体」である。

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