西日本から電力を送る仕組みをいそげ

山口栄一
周波数の違いを乗り超えて関東に電気を送るには

計画停電が日本の製造業をさらに弱体化する

西日本から電力を送る仕組みをいそげ

中部電力側から60Hzの送電線を関東に向けて延長し、60Hzの電力を供給していくだけだ。送電線を伸ばす鉄塔を新設する必要はなく、東京電力の高圧鉄塔をレンタルして、東京電力既設の50Hz送電線と並列に相乗りさせる。

高圧変電所(27万5000ボルト以上)だけは新規に設置する必要があるものの、その数は東京電力管内で74か所と多くない。しかも工場集積地区に重点投資することでその数を10カ所以内に絞ることができる。

約1400万KW分の電力供給体制を4カ月以内に用意することが可能になる

直流駆動の電子機器をはじめ、最近ではほとんどの電気機器は50Hz・60Hz両方に対応する

競争環境をついに首都圏で実現することによって、事実上の地域独占の上にあぐらをかいてきた東京電力の技術経営を、目覚めさせるであろう

政府は自らリーダーシップをとり、可及的速やかにこの戦略にむけて動き出すべきだ

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