アメリカ大統領選挙の報道が偏向しているのは日米共通ですが産経新聞もひどい

 

「宮崎正弘の国際情勢解題」 令和2年(2020)11月28日

 

(読者の声2)アメリカ大統領選挙についての報道が偏向しているのは日米共通ですが産経新聞もひどい。ワシントンの黒瀬支局長は元読売ですからスタンスはわかりやすい。
産経新聞の上層部としては中国批判はしてもアメリカ批判はご法度なのでしょうか。20年近く前の小泉政権がアメリカのイラク戦争を支持したときも同様でした。西部邁氏が産経新聞を訪ねても幹部連中はみないなくなってしまうと嘆いていたのを思い出します。
日本語のメディアでトランプ大統領支持が明確なのは「法輪功」で有名な「大紀元時報」程度、大統領はじめ共和党側の弁護士のツイッターなどを読むとバイデン優勢とはとても思えない。
 シドニーパウエル弁護士関連で
https://twitter.com/yamatogokorous/status/1330024848417021952
 『(トランプ大統領はあなた達、フェイクメディアの質問になんか)答える必要はないのよ。彼は既にクラーケンを放つ決断をしたんだから。後はゆっくり座ってポップコーンでも食べながらショーを見てられるのよ』  

 1955年生れの女史までポップコーンに絵文字を使っているのが面白い。
リンウッド弁護士によるツイートでは疑惑が山盛り
https://twitter.com/LLinWood/status/1331613048709275649
「1.EpsteinPedoGate 2.DurhamRussiaGate 3.WeinerLapTopGate 4.HunterLapTopGate 5.HillaryGate 6.CommunistElectionTheftGate」
トランプ大統領のツイートではこんな発言も。
The gloves are off,folks,this is when it starts to HEAT UP.Get excited,Warriors,this is where you shine.(最近では評判があまり良くないグーグル翻訳「手袋を脱いで、皆さん、これがヒートアップを開始するときです。興奮してください、ウォリアーズ、これはあなたが輝く場所です」。自然な翻訳と評判がいい DeepL だとこうなる「グローブを脱いで ヒートアップする時だぞ 興奮してくれよ ウォリアーズ ここが君たちが輝く場所なんだ」
  (PB生、千葉) 


(宮崎正弘のコメント)2016年の選挙報道でも産経は酷かったことを思い出します。産経全体ではなく米国報道部署の大半がトランプが嫌いなのだと感じていました。ところが当選翌日、乾論説委員長は「トランプでいいじゃないか」と一面に書いて、特派員分析と論説がちがうという社内事情も了解できました。

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