日本人狩りが始まる

青木直人
買春に注意あれ!

ネットで日本の某有名企業の社員が広州で、買春を理由に逮捕されたという報道が話題になっています。事件が発生したのはこの10月、尖閣事件の真っ最中のことです。危機管理のなさは目を覆うばかりです。

そもそも、日本人の中国における買春行為はある意味、日常的で、買春どころか、現地の派遣された中年の日本人工場長が現地の中国人女性を愛人にしているケースもめずらしくありません。本社から出張手当が出ること、さらに単身赴任が一般的であることが、こうした関係に拍車をかけるのです。
ですが、こうした日本人たちの個人データは中国の公安や外国人を担当する国家安全部は全て掌握しています。そもそもホテルに宿泊した際、記入した個人情報はパスポートナンバーを含め、いまのような対日関係の場合はすべて公安に通報されているのです。中国に行くということは熱海の温泉に慰労に行くのとは意味が違うのです。買春摘発がないのは、あくまでお目こぼしであり、捜査側の都合にすぎないという事情にすぎません。


発売中の「どっちがおっかない!?中国とアメリカ」でも中国国内における外国人への監視体制に触れています。参考にしてください。
また、これも発売されたばかりの「
尖閣戦争・米中挟み撃ちにあった日本」では、中国において、尖閣事件発生で「日本人買春事件の摘発が増える」と予言しておきました。結論からいえば、今後、中国で日本人がらみのさまざまな諸事件の摘発、スキャンダル報道が増えるとみていい。日本人狩りが始まる と考えてください。
テレビも、新聞も、尖閣事件で表面化した中国の「非妥協的な対日姿勢」という明確な「国家意志」を勇気をもって、報道すべき時期に来ているのではないでしょうか。

NLCでも今後、ハニートラップの実例とか、報道されない日本人バッシングの実態のレポートに力を入れてゆきます。


昨今の日中関係の緊迫さのせいで、講演の依頼が増えています。

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