アメリカンエスタブリッシュメントは動いていますよ。

陳胡痒
アメリカンエスタブリッシュメントは動いていますよ。

ネオコン&福音派などという無知蒙昧なるガサツな低学歴がレーガン政権で台頭するまで、アメリカを真に動かしてきたのは、CFRなどを支配する東部エスタブリッシュメントでした。
彼らも今では多人種化して東部とは限定できない存在になっていて、アメリカンエスタブリッシュメントと呼ぶべき存在に変化しています。
・・・
彼らの哲学は、世界に政治体制や文化の善も悪も存在しないという点です。
従って、平和(争いがない状態)は力の均衡によって決定される。
それゆえに、ネオコンみたいに、アメリカ的価値観にそぐわない国を全てアメリカ的政治体制・経済体制に変化させることがその国の人々のためにもなるし、アメリカの安全保障にもつながるという考えを持たない ことです。
軍事力第一がネオコンなら、国務省とCIAの工作活動が第一がアメリカンエスタブリッシュメントであり、実際その方面に子弟がたくさん就職したりしています。
ただ、彼らは相手がどのようなことをやっても許すというものではありません。
基本はソ連に対して行なったような封じ込め戦略と核・通常兵力の均衡ですが、力の均衡を超えてアメリカの国益に挑戦したり、アメリカの資産や安全保障に直結する対象に対して攻撃することは許しません。
その場合は軍事力の行使をしないというものではない のです。
ただしそのような場合でも、日本帝国がそうさせられたように、相手を追い込んで先に手を出させるような形にします。
このところのアメリカンエスタブリッシュメントの意思が公式に示されるフォーリンアフェアーズの記事や、下の園田氏のエントリーを読む限り、アメリカンエスタブリッシュメントは本気で北挑戦を処分する覚悟を固めつつあるようです
そして東ドイツの崩壊がソ連をドミノ倒しにしたように、北を利用して中共を解体民主化する計画も視野に入れています。
先日もロスケと中共がお互いの貿易でドルを使わない ようにしようなどというアメリカンエスタブリッシュメントの逆鱗に触れるような取り決めを発表したばかりですから、最悪そこまで行くでしょう。
この前の砲撃戦はその前哨戦ですね

この見解の当否は 私にはわかりませんが
もうこれ以上 中国を のさばらせるのは
アメリカの利益にならない ということに
ようやく気づいた?のなら 結構なこと

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