トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「20%の利益を出す計算」の巻

2024年03月16日 | 店主
昨日、知り合いとなにげなく話していて気付いたことなんですが


「税理士に商売上は最低でも20%の利益をだすようにしてください」


と忠告されたらしい


「そうだねぇ、20%の利益を出すにはどうすればいいかな~


商品を売るだけなら仕入れ値に20%の利益を載っけるだけでよいでしょうが、私のように修理や工事を絡めての20%とは少し違うのでしょうが


普通に考えれば


100円で仕入れたものに20%乗せるだけなんだけど、計算のしかたを聞いていて?と思った


利益20%を確保するなら100円÷0.8=125円で売らないとだめなんだけど

知り合いは

100円×1.2=120で売っていたらしい

これは仕入れに20%乗せているだけで20%の利益を載せたわけではないということらしい



私的にはそれでええやんと思ってたるけどねぇ


私も若い頃は仕入れ値に1.2を掛けて載せた金額を20%の利益だと思い込んでいたのだ






ある時に電卓の【原価】【売価】【粗利率】というボタンが気になり使ってみた



それまでだと


100円× 1.2% = 120だったのが


電卓の【原価】と【粗利率】ボタンを使うと


100 【原価】 20 【%】 【粗利率】 で 125になる



えっ!、電卓が壊れてるじゃん



と勘違いをして電卓メーカーに問い合わせた



私 「100円で仕入れた商品に20%の利益を載せるのであれば120円になりますよねぇ、電卓の粗利率でやったら125円になるんですよ、壊れてませんかぁ~」


なんてことを無知な私は平然と言ってやりましたよ


メーカー 「それは違いますよ、20%の粗利率ですから125円で間違いないです」



メーカー 「100 【原価】 20 【%】 【粗利率】 で 125になると思いますよ、間違っていませんが・・・」



その時は理解できなくて


私「そうですよねぇ~😅」


って(笑)



20%の利益を確保するのと、ただ20%を掛けただけの数字を足すのは違うと言うことだったんですね


だから、間違いに気付くまでの粗利率は17%しかなかったと言うこと



誰も教えてくれなかったからなぁ~



と言うより、学校で習っていただろうがぁ~、あんたが忘れていただけじゃ


と、つっこまれそうですね



でも、なかなか商品だけで20%の利益なんてとれないよ


無理、無理、無理・・・(笑)


商売は奥が深いなぁ~


今回の内容はお馬鹿な私のつぶやきなんで間違っていたらごめんなさいね


きょうはここまで


つづく



ちなみに、私の使っている電卓はキヤノンの電卓で






携帯用なら




粗利率を簡単に計算してくれるから便利なんです



スマホアプリでも似たようなのがありますから





これで売価も簡単に計算できます


しかし、私には12桁もいりません、当店は6桁で充分です


下手すりゃ5桁でいいかも(笑)