むっちゃん残日録

むっちゃんの最近のハイキング、自然観察、野鳥観察などの趣味。残りわずかの日の記録。

初級教室(読図山行)

2014-09-08 06:32:05 | 日記
9月7日の出来事。

昨年9月?に奈良ハイクの初級教室(読図座学)で勉強したが、
天気や自分の都合で初級教室(読図山行)に参加できなかった。
やっと念願かなって、参加できた。
いままでiphoneを用いて、現在位置を知り、山道の選択なども行ってきた。
これからも山行時にコンパスを用いることはない(できない)と思うが、念のための知識だ。

地図とコンパス(磁針)。

枚岡駅集合で、神津獄コースで登り、ぼくらの広場で昼食、生駒山上遊園地から生駒駅へ下山し、解散した。途中、10回程度コンパスを使って、行く方向を求めた。また、展望台では西側にある施設について、方向や距離を考え、花園ラグビー場であることを知る方法を教えてもらった。
ぼくらの広場から見た生駒山上。

生駒山上遊園地の状況。

生駒山上の一等三角点。

一等、二等などはそこが経度緯度から見て、三角測量の基準として必要かどうかで決めるらしく、生駒山は一等だが、富士山は三等らしい。

★蛇足

地図上の行き先から実際の行く方向を求める方法。(色んな所からのコピペ)
0.地図に磁北線を引く。
  実際の北(北極)と磁石の北は地球上の場所毎に異なっている。
  磁石の南北を示す線を磁北線という。
  関東では約7°西に、沖縄では約5°西に傾いている。
1.地図上の自分の現在位置と行き先をコンパスの長辺(または矢印)をに合わす。
2.回転リングだけを回して、カプセル矢印を磁北線に合わす。
3.(コンパスだけを持って)コンパスを回転させて、カプセルの赤い矢印と磁石の赤い矢印(北)を合わす。
4.コンパスの長辺(または矢印)の指す方向が行き先の方向になる。

★蛇足の蛇足
初心者がコンパスを使って、ゆとりを持って、山を歩くのは難しい。なぜなら、実際に登山中には(駅や登山口などの場合を除いて)現在位置を知るにはかなりの経験が必要だ。現在位置を知るには、いままで通って来た道を地図上でなぞることが必要だが、初心者は山を歩くのに必死で、そんなゆとりはない。国土地理院の1/25000の地図で点線で表されている山道の線が正しいとは限らない。10本に一本は間違っていると思ったほうが良い。初心者には国土地理院の地図の間違いを訂正しながら歩くことは難しすぎる。また、自分が通って来た道を周りの山の形などから推測するなど難しすぎる。地図読みができるようになるには、これからの山行で、費やした時間と自分の歩行速度、それまでの山道の周りの山の形などを考え、自分の通って来た道を地図上でなぞる練習をしながら歩くことが必要だ。練習を積み重ね、国土地理院の地図の山道が正しいか誤っているかが指摘できるようになれば、卒業だろう。


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