多摩美術大学の夏休みイベントで知った、埼玉は朝霞の絵の具工場、クサカベの工場見学。昨年も一昨年も、それが1番魅力的なイベントだったのに、実施日はジャンボくんの学校は夏休みに入っておらず確か昨年イベントに参加した時にそのことを何かに書かせてもらったと思うのですが、今年は実施日が8月になっていました
でも残念ながらその日は予定ありだったので、工場で直接募集している他の日程で申し込みました。
ちょっと遠かったけれど、電車とバスで行くと乗り換え回数が大変なことになるので車で行きましたまずは丁寧に絵の具についての解説。水彩絵の具も油絵の具も、色の素となる顔料は同じだそうです。どんな材料で色を作っているのか、昔の製法と今の製法なども興味深かったです。
その後いよいよ工場見学小さな工場の中を、実際の機械のすぐそばで見学させてもらえます
顔料と油を混ぜる機械でビリジアンを作っているところ
顔料をなめらかにする機械。ロールの隙間からにじみ出てきたものをすくって右の箱にうつします
硬い金属が原料の顔料を金属のロールで練ると金属が欠けるため、御影石やセラミックでできたものもありました
完成した絵の具たちが寝ています…
大好きなオートメーション、絵の具を充填する機械
こちらはチューブにラベルを貼る機械
製品のチェックをする部署では機械だけでなく、人間の目による検査も大事にしているそうです
最後に絵の具づくり糊の役割をするアラビアガムという透明のゼリーみたいなものと顔料を混ぜます
ひたすらもみもみ。
できた絵の具を、おしりが開いているチューブに詰めます口開いちゃうよね…わかる…
ラベルを書いて貼って、ケースに入れたらなんだか高級品みたい
ジャンボくんはこれを自由研究にまとめるそうです一石二鳥