勝手気ままなプログラムノート

今日から６月。演奏会まであと２週間となりました。昨日気づいたのですが、前日にリハーサルがあるとのこと。練習翌日は疲れて寝込んでしまうのですが、どうしましょう？本番出られるかしら？

さて、今回の演奏会でやる曲を紹介します。音楽的に云々ではなく、あくまでも個人的な感想なのでご了承ください。

五月の風

オープニングらしい華やかで軽やかで爽やかなマーチです。演奏していてとても楽しい曲です。

ノアの箱舟

起承転結のある、「ザ・吹奏楽」という感じのわかりやすい曲です。「お告げ」→「動物たちのパレード」→「嵐」→「希望の歌」とサブタイトルがついています。特に嵐のシーンはお客さんもノリノリになれると思います打楽器は楽器数が多くて大変ですが、あまり使わない変わった楽器で効果音を出したりするのがおもしろいです。

川をたどりて（FOLLOW THE RIVER）

吹奏楽の作曲家といえばスウェアリンジェン。元気で明るくてお得意のシンコペーションてんこ盛り。そんなスウェアリンジェンの曲を知っている人なら驚くこと間違いなしの、全然スウェアリンジェンらしくない曲です一聴の価値ありこの曲を聴いているとなぜか猛烈に反省モードになります。

三つのジャポニズム

ズバリ「和」な曲です。１楽章の「鶴が舞う」では、打楽器の譜面に「鳥の羽音」などと書いてあります。２楽章の「雪の川」は、山奥の村にしんしんと雪が降り積もる様子が想像できます。２楽章でウトウトした人も、３楽章の雷のようなティンパニで起こされるでしょう３楽章は「祭り」。今回この曲のために、実際にお祭りで使うあたり鉦という楽器を買いました。この曲ではティンパニをやる予定でしたが、演奏していて椅子から転げ落ちるといけないので降り番にしてもらいました。やりたかったなぁ…。

吹奏楽のための序曲

メンデルスゾーンの曲です。「吹奏楽のための」と言っても、管弦楽風です。前半はとても胎教に良さそうな感じこの曲で私はトライアングル担当です。トライアングルだけと言っても、そんなにいらないだろ？！というぐらいふんだんに音符があります。こんなにトライアングルを叩いたのは初めて。おかげでトライアングルのロールが苦手でなくなりました

メキシコの祭り

この曲はチャイムがかっこいい曲です。１楽章の「前奏曲とアステカの踊り」も２楽章「ミサ」も、チャイムから始まります。１楽章の前半はスネアドラム担当なのですが、すごくやりづらい譜面なので緊張感が走ります。途中でマラカスに持ち替えるのですが、これが今回１番難しいかもしれません。速いテンポでチャッチャカチャッチャカ刻むのですが、必死でやっている割にはあまり聞こえなさそう…今回の演奏会で１番好きなのが、この曲の２楽章。私は音が１音もないのですが、音が分厚くて力強い部分が好きです３楽章の「カーニバル」はとにかく陽気に、メキシカンハートを表現できればと思っています

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今回は、吹奏楽曲をあまり知らない方でも楽しめるような選曲にしたつもりです。お越し頂いた際には、ぜひ感想をお聞かせ下さい