来る6月22日(日)13:30より、私の所属する多摩南吹奏楽団の第16回定期演奏会があります。ご都合がよろしければ是非お越し下さいませ。
バスで駅から約5分ですが本数が少ない為、12:50日野駅発「旭が丘循環」に乗って「日野市役所」で下車されるのがベストだと思われますちなみにバス停からは徒歩30秒です。
〈 Program Note 〉
※いわゆる「プログラムノート」ではなく、独断と偏見に基づいた曲紹介です。あしからず。
【第1部】
1.バンドロジー
唯一安心して演奏できる曲です多分お客様も一番安心して聴ける曲なのでは?正直言ってマーチにはあまり興味がないのですが、この曲は楽しいです♪スネアドラム担当なのですが、スネアドラムにおいて一番楽しいと思っている「タンタカ・タンタカ…」というリズムがふんだんに楽譜に書かれていて、ハッピーな気分になります
2.吹奏楽のための音詩「はてしなき大空への賛歌」
選曲で聴いた時は、「長くて間延びしてる」と思いましたが、演奏しているとそうでもありません後半などは感情が高ぶって泣きそうになります。ティンパニ担当ですが、ほとんどフォルテ以上のロールでしか登場しないので、結構疲れます冒頭で鳥が鳴くので耳を澄ませて聴いてあげて下さい。
3.アンド・キャン・イット・ビー?
作曲者のギリングハムは、とびきり飽きっぽい性格に違いありません。同じメロディーが8小節と続かず次々展開していきます。そして、彼の家の近くには車のスクラップ工場があるに違いありません。エコに関心がある(かもしれない)彼は、毎日捨てられて山積みになっている車を見ているうちに、それを再利用できないかと考えたのでしょう。試しにそこらに転がっているハンマーでブレーキドラムをたたいてみて、これは使える!と思ったに違いありません。というわけで、そんな特殊楽器(?)の音色をお楽しみ下さい(私が担当ではありませんが)。
4.ハイドンの主題によるファンタジー
今までやったティンパニの曲の中から最も好きな曲を選べと言われたら迷わずこれを選びます。メロディーが細切れになっていて、様々な楽器でパズルのようにつなげていく作業がおもしろい!「テーマ」「ファンタジーⅠ」「ファンタジーⅡ」「ファンタジーⅢ」の4曲セットなのですが、私は断然「ファンタジーⅡ」が好きドロドロしたダークな感じがもう、たまりません志村けんと加藤茶が一緒に踊ってそうな、サックスのおどけたメロディーも要チェックです
休憩
【第2部】
5.ハマースミス
何度も聴いて、何度も練習しているうちに、この曲って意外とおもしろいかも?と思うようになったぐらいなので、初めて聴かれるお客様には聴きにくい曲かもしれません。手始めに、低音楽器があきもせず同じフレーズを何回繰り返すか数えてみてください。まずそこで80%の方の目が閉じてしまうことでしょう曲中1発しかない、ピアニッシモのドラの音を聞き逃さなかった方にはもれなく…何もプレゼントはありませんが、目と耳をこらして探してみて下さい。諸般の事情により、奏者(私ではありません)が叩きそびれることもあるので、その際はご容赦願います
6.組曲「惑星」より 火星・金星・木星
この曲は、ティンパニ協奏曲と言っても過言ではありません(ちなみに、担当は私ではありません)。1曲中、1音ずつ2台のティンパニですむ曲だってあるのに、そのティンパニにメロディーを奏でさせてしまうとは、なんと斬新で迷惑な発想!
余談ですが、私のお葬式の時にはオーケストラバージョンの金星をエンドレスでかけてもらいたいです。ヴァイオリンとチェロのソロが最高に美しい。安らかに天に召されることのできそうな曲です
今日、できあがったプログラムを見せてもらったのですが、我が団のものとは思えないほど素敵な仕上がりでしたそちらもお楽しみに…