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ビーズ展

私の出産体験記(6)


今まで使ったことがなかった「いきむ」という言葉。出産用語かと思っていたら、「きばる」と同義語らしいとにかく出産時の「いきみ」というのは未知なる感覚だったので、明け方ぐらいに助産師さんに「いきみたい感じある?」と聞かれた時は「?…わかりません。」と答えました。けれども、陣痛がそれとわかった時と同じように、「いきみたい」という感覚が嫌でもわかる時がやってきました。

夕方頃になって、陣痛が来ると痛みと同時に肛門を圧迫される感覚に襲われるようになりました。それはまるで、お通じと同じような感覚自然と肛門に力を入れたくなります。でも、赤ちゃんが下がってきていないのにいきむと赤ちゃんが苦しくなるため、我慢しなければなりません。便意があるのにトイレに行けないのと同じ辛さでした。

日が暮れた頃にはようやく、少しならいきんでも良いとお許しが出ましたでも、「少しいきむ」のってかなり難しい。少しいきむといきみ感がなくなるまで思い切りいきんでしまいます。自分では制御することができませんでした。

欲することができるようになったので、いきみOKになってからは少し楽になりましたが、痛みがなくなるわけではありません痛みがピークだったのは、陣痛用の椅子に座っていた時。背を丸めて座り、自転車のサドルみたいな部分に突っ伏し、陣痛が来たら「フー、ウン」という呼吸をして、「ウン」で少しいきむように指示されました。騒いだりしたら余計疲れるだけだとわかっていたのでそれまで割と静かに耐えていたのですが、この時ばかりは「フー、ウン」が悲鳴のようになってしまいました長時間の陣痛で汗びっしょりになっていたのに、床が水浸しになるほどさらに大量の汗をかきました

つづく

コメント一覧

mimi
そっか~
Keikoの子は12月生まれだったんだね
にしても陣痛が始まってから入院準備って…どんだけよゆーなの?
私は、本格的になってからは何もする気になれなかったよ~

ホントに大変だったけど、その大変さなんてすぐに赤ちゃんが癒してくれるね~
だけど、毎年11月12日と13日(←2日がかりだったから誕生日前日も!)は私に「お疲れ様!」って言ってもらいたいよ…
Keiko
うんうん。。。
3年前の今日、まさに今頃。。
陣痛が始まったんだっけ‥と思い出しました。
陣痛が本格的に始ってから、慌てて入院準備をしたんだった。。
どこまでもテキトーな私。。

いやぁ‥
ホントに大変だったよね。
おつかれさまだよ。
お母さんはえらいっ!
(‥と、自分にも言い聞かせてみる。。)

おめでとーぅ★
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