できるだけ締め付けずに楽な状態で寝たいので、寝るときはブラジャーをしない派なのですが、授乳期間中はそうも言ってられません。授乳間隔が開き、睡眠をとり、布団で温まる夜間は、勝手に母乳が分泌されてしまい1日の中で最も母乳パッドが必要な時間帯。そして母乳パッドをつけるためには授乳ブラジャーが必要です。色々なタイプのものを使ってみて、どんなものが使いやすいかわかりました。
まずはフロントオープンタイプ。
これは、前を開けると両方の胸がオープンになってしまうので最初から却下でした。出産前は「これじゃ、寒いでしょ!」と思って却下だったのですが、実際に母乳育児をしてみると、片方吸われると母乳生成スイッチが両方同時に入ることがわかり、買わなくて良かったと思いました。つまり、吸われていない方にふた(母乳パッド)をしておかないと困ったことになるということです。
次に、ストラップオープンタイプ。
これは、見た目は普通のブラジャーのようなのですが、カップがフックにかかっていて、片方ずつはずして授乳できるようになっています。ただ、おなかがすいて泣いている赤ちゃんを前に、はずしたりかけたりするのがまどろっこしかったので、サイズアウトした後は同じタイプを買いませんでした。
次に、ウインドウオープンタイプ。
フックで開け閉めするのもあるようですが、私が買ったのはフックより若干開けやすいスナップボタンがついていました。ただこれも、開けるのは簡単でも、閉じるのがちょっと面倒。毎日何度もやることだと、この「ちょっと」が気になってしまうものです。それに、何度も使ううちに丸く開いた円の周りの生地がのびてきてしまいました。
開閉のしやすさではダントツ、クロスオープンタイプが使いやすいです。クロスオープンタイプでも、タンクトップの上半分のような形をしているのがハーフトップ。
これは妊娠中つわりで気持ち悪くて体を締め付けたくない時にとても重宝しました。ただ、産後お風呂の前後で母乳が分泌されてしまい急いでふたをしたい時には、かぶるタイプでない方が使いやすかったです。
色々使ってみた結果、私が使いやすいと感じたのはこの形↓です。
ただ、この形であれば何でも一緒だと思っていたら大間違いでした。上の商品は、肌触りを重視したのか、ストラップが途中で普通のテープからスムース生地に切り替わっています。スムース生地のストラップが重みに耐えられるわけもなく、伸びてしまいました。また、カップの方もスムース生地だけなのでホールド力がなく、勝手にオープンしてしまいパジャマがびしょぬれ、ということもありました
というわけで、私の選ぶベスト授乳ブラジャーはこちら↓
ストラップは全部テープで調節可能、カップはスムース生地で肌触り良好、カップの下の部分には伸縮するしっかり目のテープでホールド力もありますとても使いやすいので、後から買い足しました