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ビーズ展

二月の笑者(12)ー6年春の嵐(解決編)

私も最初の頃はジャンボくんの伴走が大変でした今こんなに大変なのに、6年生になってもっと量が多くなったら無理じゃない?と受験までたどり着けるのか半信半疑でした。慣れてきて受験が現実味を帯びてからは、塾からの情報だけではつかめない、得体のしれない中学受験を理解したくて様々な本を読み漁りました。

中学受験は両親がタッグを組んでサポートしないと乗り越えられません。でもこの時、明らかに我が家最大の危機母として今すぐにでもジャンボくんを守らないといけないし、妻としてジャンボくんがお父さんを大嫌いになるのも阻止しなければならない伝えなければならないことを箇条書きにして、どうすれば理解してもらえるか、慎重に作戦を練りました

苦手なものを得意にするより、得意なものをさらに伸ばす方が簡単
苦手科目は好きになったら自然に伸びるはず
これから長い学生生活、中学受験で算数が大嫌いになってはもったいない
叱責されてもやる気はでない、むしろ減退して嫌いになる
量より質
レベルが上すぎるものに手を出しても身につかず疲労感だけが残る
あと1年もあるのだから、いかにゴキゲンに取り組ませるか
親の不安や焦り、いらだちを子どもにぶつけない
親に経験のないことだし、経験があっても今と昔では全然違うので昭和時代の学習方法は捨てる
親はあくまでもマネージャーなので、勉強はプロに任せる
教えるなら、厳選した1問をいかにおもしろがらせるかに注力する
苦手な人は気持ちを理解するしかできないが、得意な人にはそのおもしろさを伝えることができる
ネガティブ要素は本人が自覚しているのでポジティブな言葉がけに徹する・言い換える
時には演技でおだてながら一緒に楽しむ
それが無理なら口出ししないで忍耐
ムチばかりでなくアメも上手に使う
難関校を目指しているわけではなく、偏差値キープできれば第一志望は圏内
子どもが求めている以上のことを欲張らなくてよいのでは?

結果的に、
①要点がまとまっている本に10枚ふせんをつけて目を通しておいてもらう
②ジャンボくん帰宅前に話し合い
③塾に面談を申し込む
という流れで解決しました。塾には事前に根回しなどしていませんが、第三者がいる場を落としどころにしました。でも②の時点ですでに反省してくれていたようです。

その後、夫は完全撤退入金と送迎とアメ与えに徹しました勉強の伴走(と弁当作り)は10:0で私にのしかかってきて(理系苦手なのに)めんどくさかったものの、私はできない・わからないことで怒ることは絶対にないのでそれでちょうど良かったのだと思います

ちょうど1年前の今頃のお話。誰が何と言おうと、あの時私が頑張ったからジャンボくんのペースに合ったゆる受験ができて1年後の今があると思っています
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