みみにみず

しにあらいふの備忘録で不定期更新です

手塚治虫のマンガの兎

2008-11-23 21:22:29 | うさぎ
今日はうさぎを主人公にした漫画「アバンチュール21」を読んだので感想文です。

主人公のうさぎは名前がミミでとても頭が良く、科学者の研究対象となります。

賢いミミの知能をもっと高くするため、小さな頭蓋骨を大きくすれば脳の発達を促せると改造手術を受けます

手術後は”耳男”と名付けられ、人間と同じく二足歩行出来るようになりました。

それから病気で余命いくばくも無い少女に言葉を教えてもらって話せるようになり少女の最期を看取る耳男

このへんは医師免許を持つ作者の巧妙な描写で、ウルウルきてしまいました

その後、耳男は地底開発プロジェクトのメンバーとなり、地底ロケットのテスト走行に参加します。

耳男は危険を予知する能力にも優れていたので、テスト走行の間もこの力が発揮されます。

脳の改造手術を受けてから、自分はうさぎではなくて人間だーと訴える耳男がとってもいじらしかったです

あらすじはこの位にして、色々あっての結末に飼い主は涙ぐんでしまいました

耳男にうちの兄弟を重ねてしまい、今のまま元気でおってくれたらそれでいいと思ったりして。

うさぎと暮らしていなければ、ここまで感情移入してマンガを読む事もなかったやろうなぁ~。

何十年かぶりに書く読書感想文は「ブラックジャック」に代表される巨匠のうさぎマンガでした

画像は長男仰向け次男うさ饅頭でひっついて暖をとる兄弟。
耳男みたいに喋ったり歩いたりしたらビックリやね


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