M's step

自分で作った器や気に入って手にしたモノたちの記録です。

初めての陶芸 (25年前の記憶)

2011-12-30 19:29:31 | おまけ

初めて陶芸をしたのは25年くらい前。友人に誘われたのか誘ったのかの記憶も定かではないけど、北海道で活躍されている土泡先生の陶芸教室に通ったのが始まり。その頃、講師の方に教えていただいて作った作品。小皿は5枚組みで、講習を受けた多くの皆さんと一緒に作品展に出させていただきました。その時は、自分の作品が展示されることで大喜びしてたけど、今思えば表面にサインを入れるなんて・・・。この頃は自分の手で作り出すものが形になることの面白さに魅せられてセーターなんかも編んだりしてましたね。

 


その陶芸教室で知り合った方が、自宅で陶芸を始めるというので通わせていただくことになりました。
それが、はしもと陶芸。釉薬を使わずに使用済みの珈琲の粉を使用して焼きしめる、世界で唯一の珈琲焼きを始められた頃でした。まだ珈琲焼きの作品が少なかったので、初めての作品を買いたいと言ってくれる人がいてとても驚ました。



珈琲焼きは金や銀の色がでる不思議な焼き方です。
先日、お伺いしたら素晴らしい作品が展示、販売されていました。本業は珈琲館です。ここで初めて水出しコーヒーを飲んだ頃が懐かしい。 はしもと陶芸 http://84mo10.com/tougeikan/

不思議なことに(勝手に縁だと思ってるけど)、一緒に陶芸を始めた友人と共通の友人のお父様が流氷焼というのを始められていたのです。流氷焼は土や釉薬に地元のホタテ貝やカキ貝を使い、オホーツクの青い海と白い流氷をイメージした化粧をして仕上げます。陛下が皇太子時代に視察にご訪問された際の、美智子妃のお写真をいただいて喜んだ記憶があります。

友人と訪れた常呂でそのお父様、海泡さんの作品を買わせていただきました。
お猪口は、その娘の結婚式での乾杯のために列席者全員のために海泡が作ったものです。
とても暖かくて素敵な結婚式でした。 流氷焼 http://www17.ocn.ne.jp/~ryuhyou/index.htm



こんな風にして陶芸と出会い、LAに行くまで2~3年ほど続けていたと思います。
そして、再会するまでに25年という月日が流れてしまいました。
現在通っている陶芸教室は、「教室というより学校だと思ってください」という言葉に惹かれました。
そしてその言葉どおり、3ヶ月の入門コースの後には長い課題コースが続きます。
このブログは、主に自分の記録のために陶芸学校で作っている作品を順に載せて行きます。

おまけのおまけ。
作ることの楽しみを覚えたので、沖縄ではグラス作りに挑戦しました。
型にはめて吹くのでボディー部分は同じ形にできますが、口元は自分で整えました。
もちろん、何かあったらすぐにサポートできるようにという手がすぐそばにありましたけど。




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