たこ唐草フリーカップ 2012-04-22 10:09:53 | 自由作品 赤土で成形したフリーカップに弁柄でたこ唐草模様をつけたフリーカップです。 唐草の配置に頭を悩ませ、たこ模様をつけるのに時間がかかったけど楽しかった(^^♪ 絵付け後、藁灰透明で施釉し酸化焼成しました。 たこ?と聞いたときには出来上がりが想像できなかったけど、次回は小皿で使ってみたい模様です。
藁灰透明吹付マグカップ 2012-04-15 10:56:10 | 自由作品 赤土で生成し藁灰透明を吹付で施釉して還元炎焼成したマグカップ。 御本手吹付中皿同様に、備前風の焼き上がりを期待できる方法です。 こちらの高さは8.5cm、直径8cm。 ミルクティを飲むという想定で背の高いカップにしました。 出来上がりを想像し、全体のバランスを考慮しながら釉薬の吹付箇所や量を調整します。 コーヒーを飲むことを想定したカップの高さは7.5cm、直径は9cmで口径が広くなっています。 釉薬がかかっていない部分が多く、より「備前風」になっています。
御本手吹付中皿 2012-04-13 09:30:29 | 自由作品 石見赤土に藁灰透明を霧吹きで施釉し、還元炎焼成した中皿です。 霧吹きは強く吹くほど細かい霧になるそうです。 これは霧吹き加減と還元による発色で「備前風」の出来上がりを狙ったもの。 大きい方の直径は17cm。石見土の赤がいい色で出ているそうです。 釉薬の濃い部分が白みがかった銀色に、裏面は緑がかった銀色になりました。 小さい皿は直径15cm。 こちらは焼成のときに灰が落ちたようで、黒みがかった白となって現れました。
御本手中皿 2012-04-12 11:02:26 | 課題作品 白土に藁灰透明釉をかけて還元焼きした中皿です。 ガスが抜けているところが白っぽくなるそうで、中央にある二つの小さな円の中央にガスが抜けた小さな穴ができています。この円を意図的に出したいときは、施釉後に針で穴を開けることもあるようですが、意図通りになるとは限りません。単に傷となってしまうこともあるのです。 そして、ピンクの輪に挟まれた白い輪は、裏の高台からガスが抜けたことによって白くなっているそうです。 還元焼きは釜から出すまで、どのような表情をみせてくれるのか想像もつきません。 釜の中の位置や炎の方向など様々な要因が絡み合って、オリジナルな顔になります。 この中皿はピンクも貫入も綺麗に出てとても満足。 裏面も個性的になりました。
黄瀬戸マグカップ その2 2012-04-09 12:34:58 | 自由作品 最初に作った黄瀬戸マグカップは見本どおりにふっくらとした形にしたので、今回は紅茶カップのようにすっきりした形にしてみたかったのですが・・・。 黄瀬戸は陶土の状態がそのまま出てしまいます。 削りの部分がわかりすぎてしまうのが残念。 本体の削りを少なく成形するという大きな課題を克服する日はまだまだ遠い。