皆様こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
私はイベントも進めつつ最近はもっぱらスコアタの方にモチベが向いています。
最近スコアタについて聞かれる機会がたびたびあり、1から説明しようとなるとややこしくなる上に長くなるので基本的なこと、前提の知識となることを記事にしてまとめておこうと思います。
(以下の内容は2020年5月現在の環境についての記述です。俗にいう3色編成・トリプル編成を前提にしています)
…というわけで、今回はミリシタのスコアタに関する記事です。
イベントをよく走られている方でも、スコアタも兼ねている方から全く意識していない方まで様々だとは思います。
ただ、必要なものがそろっていればすぐにでも狙いに行けますよ、実は思っているほど敷居は高くないかもしれませんよ、というお話です。
ミリシタに関して、スコアタに必要なものは個人的に4つあると思っています。
(※メインで書きたいことは4.ですが思いのほか1.~3.までが長くなってきたので、4.まで飛ばしてもらっても構いません)
1.音ゲーの地力
…これがあるからスコアタ敬遠しているという方きっと多いかと思います。
結局は難しい譜面でも正確に叩ける力。
私の周辺見てると、過去にピアノなど楽器を習っていた人や他の音ゲーをしていた人は元々ミリシタの高難易度譜面に対応できる地力がついている人が多いように思います。
私も下手なりに他の音ゲー(弐寺。八段目前の七段です)やってるのでわりと初期から対応できてました。
ただ、そのあたりの経験がない人でもミリシタ開始後からの練習量でカバーして私や他の人より押せている方もいるので、地道にいろんな譜面やっていけば地力は上がると思います。
得意/苦手な譜面には個人差があるので、その辺は気にしなくていいと思います(私の場合はLv17の瑠璃色金魚が苦手すぎて、あれならLv19のアニマルステイションの方がマシだと言っては他の人に奇異の目を向けられる日々を過ごしております)
2.手持ちのカード
結局SSRの最新カード持ってるほうが有利なのでそれできるだけ揃えればスコア上がりますよ!とかいう身も蓋もない話。
とはいえSSR持ってても編成の仕方次第で生かしも殺しもされるので組み方も重要になりますし、逆に組み方次第でSRだけでもそこそこ伸びることも大いにありえます。
3.運
言ってしまうとある程度突き詰めた先のミリシタのスコアタは完全な運ゲーです。
スコアを上げるときにカードのスキルが発動するかどうかはわりと大きな差が出る部分で、場合によっては同じ曲を同じカード編成でフルコンしても20万点ほど変わることもあります。
私の過去のイベント曲(クルリウタ)でも、50回以上やって最高で114万しか出なかったのに、イベント終了後の初回に同じ編成で121万出た…ということがありました。
それくらい大きく変わることがあるということです。
現行のカードは最大までスキルLvを上げてもスキルの発動確率が40%(5凸出来るカードでは最大50%)です。
1曲の中で常に40%が発動すればいいのですが、仮に12回(10秒ごと判定、曲が2分と仮定)その抽選があったとして12回連続で40%を拾う確率は(0.4)^12≒0.0016%。
現実的には12*0.4=4.8なので平均5回程度、それが7~8回となったらかなり運が良かったということになります。
4.カード・編成の知識
上でもちらほら述べていましたが、楽曲プレイのときに設定するユニット5枚のカードの設定が重要になってきます。
ここの知識を持っておくと、あとはカードがあって譜面についていけて運がよくなるのを待てばスコアが出てくるということになります。
今回の記事の本題もこちらになります。
2020年5月現在、スコアタの主流と言える組み方はトリプル編成(3色編成)と呼ばれるものです。
(というかもうこの環境になってもう1年半近く…結構長いですがまだしばらく続きそうな気配がしています)
この編成の話をするときに一番肝心になってくるのが、センターの配置です。
昨年6月のフェス限定で出てきた琴葉を例にとります。
センター効果に「トリプル・ステップ:3タイプ編成時ダンス値105%アップ」とあります。
この105%アップがとても大きく、この効果があるカードをまずセンターに置くところから編成が始まります。
(琴葉と同時に出た恵美エレナ、その後のフェス限のカードのみがこの効果を持っています)
そして、文章中の「3タイプ編成時」の記述がトリプル編成の名前の由来になります。
この効果を発揮するためには、5枚のユニット編成の中にPr、Fa、Anのカードを必ず1枚以上入れなければなりません。
また、この琴葉をセンターにした場合はダンス値が伸びるということなので、残りの4枚もダンスが強いカードを入れることでセンター効果をよりよく使えることになります。
(他の「トリプル~」効果持ちのカードにはボーカルが伸びるもの、ビジュアルが伸びるものもあります。ただしこの辺の供給のバランスは異常に悪く、現時点でビジュアルが伸びるのは可憐とエレナのAn2枚だけです。PrとFaにはビジュアルが伸びる「トリプル~」効果持ちが2020年5月地点では存在しません)
※この琴葉や他の「トリプル~」効果持ちのカードはカード本体の能力値が他より少し高い上にスコアとコンボが両方上がるスキル(通称ダブルブースト)を持っています。
ただ、このダブルブーストの効果が後述のカードよりかなり弱いため、「トリプル~」効果持ちのカードをセンター以外に入れるとスコアが出にくくなることがほとんどです。
これらのカードはセンター専用、という認識でいいと思います。
残りの4枚のカードには、コンボボーナスとスコアアップのカードを上記の制約(Pr、Fa、Anのカードを必ず1枚以上、センター効果がダンスアップなのでダンスの強いカード)をなるべく守りつつ入れていきます。
曲の属性補正のことがあるので、Pr曲のスコアタをする場合はPr3枚、FaとAn各1枚になるのが理想ですしAn曲用の編成だとそれがAn3枚、PrとFa各1枚になります。
・コンボボーナス
名前の通りコンボボーナス(コンボ数に応じたボーナス)の強化です。
フルコン逃すとこのコンボボーナスやスキルの補正で得られるスコアが結構変わってくるので譜面は極力繋ぎましょう…
というか自分が繋ぎやすい曲でスコアタするのも大事です。(自分のメンタル的にも)
・スコアアップ
ノーツごとのスコアに補正がかかります(ロングノーツ中の増え方も含む)
このスキルには細かくいうと種類があって、
純粋にスコアが上がるだけ(↑の未来ちゃん)
ライフを消費しながらスコアが上がる(↑の美奈子ちゃん)
があります。
後者のほうは「オーバークロック(略称:オバクロ、オバロ)」という名前がついていますが、どちらもスコアアップのスキルであることに変わりはありません。
オバクロの方がスコアの上昇率が2%ほどいいですが、ライフゲージを発動のたびに削っていきます。
発動回数が多いと「フルコンしたのにライフゲージが赤かった」とかいう信じられないようなことも起こるので、フルコンがある程度安定する場合に使ったほうが良いかと思います。
また、オバクロとは逆でスコアアップの上昇率が低い代わりに同時にライフゲージの回復を行う「マルチアップ」
というスキルもあり、これもスコアアップの一種です。
音ゲー苦手でクリアが安定しないけどスコア狙ってみたいという場合にはこのスキル持ちのカードを入れておくとかなり効果的だと思います。
このコンボボーナスとスコアアップのスキルは、同じ種類のものが同時に発動すると一方の補正しか得られないので同時にいくつも発動すると損です。
なので、スコアアップとコンボボーナスのカードは2枚ずつ入れるのが一般的で、発動秒数(スキルの説明文の○秒ごとに~の部分)をその2枚でずらすように(8秒と9秒、とか)入れます。
発動秒数は短い方が良いとされていますが、初めてすぐの段階ではあまり気にしなくてよいと思います。
(スコアアップとコンボボーナスで同じ発動秒数のカードがある分には問題ありません)
ここまでカードを選ぶうえで制約は多かったですが、そうやって組んでいくと例えばこんな状態になります。
一番新しいカードで今年1月の星梨花で、残りはすべて昨年夏までのカードです。
これでも十分スコアプラチナを狙える編成です。(今年1月以降のイベントPr曲はすべてこの編成でスコアプラチナ取れました)
カードの凸は当然ながらすればするだけスコア伸びるのと、サポートメンバー(編成に選ばなかったカードから発揮値上位10枚)も強化しておいた方がいいのはありますが、この辺は手持ちのマスターピースやレッスンチケットと相談しつつ強化してもらえればよいかと思います。
ゲストに呼ぶのはこの組み方をした場合はセンターに据えたのと同じトリプル効果を持つカードでいいです。(できれば4凸されたもの)
センターに先述したようなカードがないという人もいるかと思います。
その場合には、スコアアップかコンボボーナスのカードをセンターに置く編成も考えられます(3色編成主流になる前の環境ではこちらが主流でした)
↑の海美ちゃんや未来ちゃん、美奈子ちゃんのセンター効果に「Prタイプのダンス値90%アップ」とあるので、このカードをセンターにする場合は、5枚ともPrでダンスの能力値が高いカードを5枚並べると良いことになります。
スキルについてはスコアボーナス3枚、コンボボーナス2枚が一番安定すると思います(スコア2枚コンボ3枚も可
)
あとは、曲のレベルに応じてスコアが伸びやすい(レベルが1上がると同じ編成同じ実力でも数万点くらい伸びることが多い?)とかいろいろありますが…初級編と銘打っているのでこのあたりで。
かなり長々と書いてしまいましたが、ミリシタをスコア狙いの観点から楽しむときに何か足しになれば幸いです。
私はイベントも進めつつ最近はもっぱらスコアタの方にモチベが向いています。
最近スコアタについて聞かれる機会がたびたびあり、1から説明しようとなるとややこしくなる上に長くなるので基本的なこと、前提の知識となることを記事にしてまとめておこうと思います。
(以下の内容は2020年5月現在の環境についての記述です。俗にいう3色編成・トリプル編成を前提にしています)
…というわけで、今回はミリシタのスコアタに関する記事です。
イベントをよく走られている方でも、スコアタも兼ねている方から全く意識していない方まで様々だとは思います。
ただ、必要なものがそろっていればすぐにでも狙いに行けますよ、実は思っているほど敷居は高くないかもしれませんよ、というお話です。
ミリシタに関して、スコアタに必要なものは個人的に4つあると思っています。
(※メインで書きたいことは4.ですが思いのほか1.~3.までが長くなってきたので、4.まで飛ばしてもらっても構いません)
1.音ゲーの地力
…これがあるからスコアタ敬遠しているという方きっと多いかと思います。
結局は難しい譜面でも正確に叩ける力。
私の周辺見てると、過去にピアノなど楽器を習っていた人や他の音ゲーをしていた人は元々ミリシタの高難易度譜面に対応できる地力がついている人が多いように思います。
私も下手なりに他の音ゲー(弐寺。八段目前の七段です)やってるのでわりと初期から対応できてました。
ただ、そのあたりの経験がない人でもミリシタ開始後からの練習量でカバーして私や他の人より押せている方もいるので、地道にいろんな譜面やっていけば地力は上がると思います。
得意/苦手な譜面には個人差があるので、その辺は気にしなくていいと思います(私の場合はLv17の瑠璃色金魚が苦手すぎて、あれならLv19のアニマルステイションの方がマシだと言っては他の人に奇異の目を向けられる日々を過ごしております)
2.手持ちのカード
結局SSRの最新カード持ってるほうが有利なのでそれできるだけ揃えればスコア上がりますよ!とかいう身も蓋もない話。
とはいえSSR持ってても編成の仕方次第で生かしも殺しもされるので組み方も重要になりますし、逆に組み方次第でSRだけでもそこそこ伸びることも大いにありえます。
3.運
言ってしまうとある程度突き詰めた先のミリシタのスコアタは完全な運ゲーです。
スコアを上げるときにカードのスキルが発動するかどうかはわりと大きな差が出る部分で、場合によっては同じ曲を同じカード編成でフルコンしても20万点ほど変わることもあります。
私の過去のイベント曲(クルリウタ)でも、50回以上やって最高で114万しか出なかったのに、イベント終了後の初回に同じ編成で121万出た…ということがありました。
それくらい大きく変わることがあるということです。
現行のカードは最大までスキルLvを上げてもスキルの発動確率が40%(5凸出来るカードでは最大50%)です。
1曲の中で常に40%が発動すればいいのですが、仮に12回(10秒ごと判定、曲が2分と仮定)その抽選があったとして12回連続で40%を拾う確率は(0.4)^12≒0.0016%。
現実的には12*0.4=4.8なので平均5回程度、それが7~8回となったらかなり運が良かったということになります。
4.カード・編成の知識
上でもちらほら述べていましたが、楽曲プレイのときに設定するユニット5枚のカードの設定が重要になってきます。
ここの知識を持っておくと、あとはカードがあって譜面についていけて運がよくなるのを待てばスコアが出てくるということになります。
今回の記事の本題もこちらになります。
2020年5月現在、スコアタの主流と言える組み方はトリプル編成(3色編成)と呼ばれるものです。
(というかもうこの環境になってもう1年半近く…結構長いですがまだしばらく続きそうな気配がしています)
この編成の話をするときに一番肝心になってくるのが、センターの配置です。
昨年6月のフェス限定で出てきた琴葉を例にとります。
センター効果に「トリプル・ステップ:3タイプ編成時ダンス値105%アップ」とあります。
この105%アップがとても大きく、この効果があるカードをまずセンターに置くところから編成が始まります。
(琴葉と同時に出た恵美エレナ、その後のフェス限のカードのみがこの効果を持っています)
そして、文章中の「3タイプ編成時」の記述がトリプル編成の名前の由来になります。
この効果を発揮するためには、5枚のユニット編成の中にPr、Fa、Anのカードを必ず1枚以上入れなければなりません。
また、この琴葉をセンターにした場合はダンス値が伸びるということなので、残りの4枚もダンスが強いカードを入れることでセンター効果をよりよく使えることになります。
(他の「トリプル~」効果持ちのカードにはボーカルが伸びるもの、ビジュアルが伸びるものもあります。ただしこの辺の供給のバランスは異常に悪く、現時点でビジュアルが伸びるのは可憐とエレナのAn2枚だけです。PrとFaにはビジュアルが伸びる「トリプル~」効果持ちが2020年5月地点では存在しません)
※この琴葉や他の「トリプル~」効果持ちのカードはカード本体の能力値が他より少し高い上にスコアとコンボが両方上がるスキル(通称ダブルブースト)を持っています。
ただ、このダブルブーストの効果が後述のカードよりかなり弱いため、「トリプル~」効果持ちのカードをセンター以外に入れるとスコアが出にくくなることがほとんどです。
これらのカードはセンター専用、という認識でいいと思います。
残りの4枚のカードには、コンボボーナスとスコアアップのカードを上記の制約(Pr、Fa、Anのカードを必ず1枚以上、センター効果がダンスアップなのでダンスの強いカード)をなるべく守りつつ入れていきます。
曲の属性補正のことがあるので、Pr曲のスコアタをする場合はPr3枚、FaとAn各1枚になるのが理想ですしAn曲用の編成だとそれがAn3枚、PrとFa各1枚になります。
・コンボボーナス
名前の通りコンボボーナス(コンボ数に応じたボーナス)の強化です。
フルコン逃すとこのコンボボーナスやスキルの補正で得られるスコアが結構変わってくるので譜面は極力繋ぎましょう…
というか自分が繋ぎやすい曲でスコアタするのも大事です。(自分のメンタル的にも)
・スコアアップ
ノーツごとのスコアに補正がかかります(ロングノーツ中の増え方も含む)
このスキルには細かくいうと種類があって、
純粋にスコアが上がるだけ(↑の未来ちゃん)
ライフを消費しながらスコアが上がる(↑の美奈子ちゃん)
があります。
後者のほうは「オーバークロック(略称:オバクロ、オバロ)」という名前がついていますが、どちらもスコアアップのスキルであることに変わりはありません。
オバクロの方がスコアの上昇率が2%ほどいいですが、ライフゲージを発動のたびに削っていきます。
発動回数が多いと「フルコンしたのにライフゲージが赤かった」とかいう信じられないようなことも起こるので、フルコンがある程度安定する場合に使ったほうが良いかと思います。
また、オバクロとは逆でスコアアップの上昇率が低い代わりに同時にライフゲージの回復を行う「マルチアップ」
というスキルもあり、これもスコアアップの一種です。
音ゲー苦手でクリアが安定しないけどスコア狙ってみたいという場合にはこのスキル持ちのカードを入れておくとかなり効果的だと思います。
このコンボボーナスとスコアアップのスキルは、同じ種類のものが同時に発動すると一方の補正しか得られないので同時にいくつも発動すると損です。
なので、スコアアップとコンボボーナスのカードは2枚ずつ入れるのが一般的で、発動秒数(スキルの説明文の○秒ごとに~の部分)をその2枚でずらすように(8秒と9秒、とか)入れます。
発動秒数は短い方が良いとされていますが、初めてすぐの段階ではあまり気にしなくてよいと思います。
(スコアアップとコンボボーナスで同じ発動秒数のカードがある分には問題ありません)
ここまでカードを選ぶうえで制約は多かったですが、そうやって組んでいくと例えばこんな状態になります。
一番新しいカードで今年1月の星梨花で、残りはすべて昨年夏までのカードです。
これでも十分スコアプラチナを狙える編成です。(今年1月以降のイベントPr曲はすべてこの編成でスコアプラチナ取れました)
カードの凸は当然ながらすればするだけスコア伸びるのと、サポートメンバー(編成に選ばなかったカードから発揮値上位10枚)も強化しておいた方がいいのはありますが、この辺は手持ちのマスターピースやレッスンチケットと相談しつつ強化してもらえればよいかと思います。
ゲストに呼ぶのはこの組み方をした場合はセンターに据えたのと同じトリプル効果を持つカードでいいです。(できれば4凸されたもの)
センターに先述したようなカードがないという人もいるかと思います。
その場合には、スコアアップかコンボボーナスのカードをセンターに置く編成も考えられます(3色編成主流になる前の環境ではこちらが主流でした)
↑の海美ちゃんや未来ちゃん、美奈子ちゃんのセンター効果に「Prタイプのダンス値90%アップ」とあるので、このカードをセンターにする場合は、5枚ともPrでダンスの能力値が高いカードを5枚並べると良いことになります。
スキルについてはスコアボーナス3枚、コンボボーナス2枚が一番安定すると思います(スコア2枚コンボ3枚も可
)
あとは、曲のレベルに応じてスコアが伸びやすい(レベルが1上がると同じ編成同じ実力でも数万点くらい伸びることが多い?)とかいろいろありますが…初級編と銘打っているのでこのあたりで。
かなり長々と書いてしまいましたが、ミリシタをスコア狙いの観点から楽しむときに何か足しになれば幸いです。