今回は、青年館での開催です。
思えば、二年前の初回はこちらで行いましたね。
本日のテーマは「神道行法」について。最後に私の興味のあるテーマで、おぉ!と思いました。
しかし、これは実践が大事であるので、座学では少し難しいそうです。
というか、「神典」を読んでいたり、少なくとも記紀は読んだことがないと、理解は難しいのだろうなと思いました。
神道には本来行法の概念はなく、あくまでも仏教における概念から伝来したものだそう。
今の禊祓行事は戦後から始まったもので、ほんの70年ほどのものだそうです。全然歴史なしだそうです。
本当に、これまでもそうでしたが、神道を変に権威づけるための講座ではなく、ありのままを教えてくださっていると思います。
神社本庁の定める神道行法は、禊祓行事と鎮魂行事を指すそうです。これは二つで行法となるそうで、2時間くらいかかるので、普通の神社では特別な時以外はやっていないと思われるそうです。
禊祓行事は川面凡児の影響を受けたものを採用。
鎮魂行事は石上神宮で古くから伝わる鎮魂法、ふるべかみわざを教授することになったそうです。
石上神宮の紹介から始まり、YouTubeを見たり、説明を受けました。
私は石上神宮の崇敬会に置いていただいているのですが、随分お参りにいっていないなと、久しぶりにお参りに行かないとなと、思いました。
毎朝、無事をお祈りしてくださってありがとうございます。
みんながみんなこういうのに興味があり、ある程度の知識を持っていれば、もう少し突っ込んでお話しされたかもしれませんが、あまり深くはされなかったと思います。
というか、神道行法をきちんと理解している神主は二万人のうち半分もいないと思われるのだそう。
なるほどね、
と思いながら、正直に教えてくださり、好感を持ちました。
今日の寒川さん。
すっきりとした秋晴れ。
ここを歩くだけで気分もすっきり。
もう四時を過ぎたので、国旗も降りていました。
禊祓行事のやり方の資料はいただき、説明してもらったのですが、鳥船行事、おたけび行事等々、見てみたいです。鳥船行事なんて、エイサっとか声かけながら船を漕ぐ仕草をするんですよ。なんか絶対意味があるでしょう。でもそこまでは突っ込んでお話しされなかったのですよ……
石上神宮の鎮魂祭にも、また行ってみようかしら…