そこなら、今から出てもお昼頃には戻って来れるからと思ったからですね。これでも、かなり気を遣っているのです。
ここは碧南のおばさん、とか、棚尾のおばさんとか呼んでいた、私の祖父の妹さんがいたところで、お盆などうちに集まるときに持ってきてくれる栗饅頭がとても美味しかったのを覚えています。
父の車を使っているのですが、一度バッテリーが上がってしまったらしくナビが壊れてしまい、ナビが使えないので、なかなか知らないところには行けません。昔はナビなんて要らないわよーなんて鼻息荒かったのですが、今やどっぷりです。今出かけるときはGoogleで調べて、要所を写真に撮り、それを見えるように書いて、確認しながら進みます。
不安ながら、でも行きは間違いなくたどり着くことができました。
というか碧南は立派なお寺が多くて、寺町なんだ…と初めて知りました。
まさに毘沙門という交差点を過ぎると、すぐ着きました。
昔はお参りする人で栄えていたんだろうなと思う商店街のようなところにありました。
山門。風神様と雷神様が守っています。
この山門は刈谷城から移築したものということなので、この間お参りした市原稲荷神社と少し繋がっているのだなと思いました。市原稲荷は元々、刈谷城の位置にあったからですね。
追記と訂正
最初は山門かと思ったのですが、山門は鉄橋されてしまい、これは鐘楼門だそうです。昔の写真を見ると、とても立派なので、残念です。古くなってしまったのでしょうかー。
例によって、写真はあまり撮っていないのですが、本堂の左側に毘沙門天様が祀られています。このお寺、かなり古いそうで、この毘沙門天は聖徳太子の作だそうです。ここの地名は碧南市志貴町なのですが、奈良の信貴山から持って来られたのでしょうか。
毘沙門天の祀られている御堂をお参りすると、たくさんの提灯が釣られて、前の大きな二つはゆらゆらと揺れていました。
遠くからでも撮れば良かった。
周りには不動明王もお稲荷さんもあり、お大師様と薬師如来様とは五色の綱で結縁もできるようになっていました。
最後に本堂の中でお参りさせてもらって、帰ることにしました。
いつも行きはよいよいなのですが、帰りを間違えてしまうので、慎重に帰りましたが、やっぱり間違えてしまいました。
でも、まぁ道は繋がっているわけだし、なんとなくですが土地勘はあるので、どうにかなるやと、間違えても戻らずそのまま進みました。行きは通った碧南大橋をどうも通り損ねたらしく、刈谷方面から帰ることになりました。高浜市を通り、小垣江を通り、ここまで来たらもう大丈夫っていうところまで来ました。行きと帰りは違う道を使いたい派なので、結果オーライ、面白かったです。
あー、スッキリしました笑