今日新元号が発表される。マスコミは新元号が何になるか大騒ぎをしているが、そんなに重大なニュースなのかなと思う。個人的には、また和暦と西暦の換算が面倒になるなあという思いしかない。
昭和のときは25を足したり引いたりすればすぐに換算できた。たとえば石油ショックが起きた1973年は昭和48年という具合だ。ところが平成になって換算の仕方がわからなくなった。仕方がないから、パソコンのデスクトップにエクセルで作った換算表を貼り付けている。新元号が2021年から始まるのであれば分かりやすいが、そうもいくまい。
この際、和暦は使いたい人だけが使うことにして、西暦に統一したらという思いを抱くのは私だけではあるまい。そうすればコンピュータソフトの書き換えなどという面倒なことをしなくてもすむ。こんな書き換えは無駄以外の何物でもない。
でも、イデオロギーが絡んでいるだけに難しいかもしれない。和暦の使用には「天皇は日本という領土だけではなく、日本の時間も支配する」という意味を含んでいる。だから右翼の人は、和暦(できれば皇紀)こそが日本の暦であるべきだと思っている。橿原神宮を訪れたとき、今も皇紀が使われているのに驚いたことがある。
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