「10万円入ったら何に使う?」
夕食で話題になった。
私:「とりあえず貯金する」
確かに10万円はうれしい。迅速性が必要なことからすべての人に配布するという方法は正しい。
しかし、本当に打撃を受けている人にとって、10万円は少なすぎる。これで何日間生活できるか? 営業自粛を求められ、1か月以上まったく収入がなかった人も少なくない。そういう人たちへの支援をどうするのか?
国家は国民に奉仕するために存在するのであって、国民が国家に奉仕するために存在するのではない。社会契約説の基本である。今こそ財政赤字など気にせず、国民のためにお金をばらまく必要がある。今回の経済的損失が仮に50兆円とすると、その分に見合った財政出動をする必要がある。しかも、必要とする人々に確実に届くようにしなければならない。
しかし、国民を国家に奉仕させようとする政権には、「自粛してください」「我慢してください」という発想しか浮かばないのかもしれない。
最新の画像もっと見る
最近の「日常の風景」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事