大阪市立美術館で日展を見てきた。
村井正之氏の作品は本で見たことはあるが、本物を見たのは初めてである。これを見ることができただけでも足を運んだ値打ちがあった。家に帰って美術年鑑で調べてみると1号40万円とあった。
今回特に感銘を受けたのは人物を描いた作品。自分で絵を描いてみて分かったのだが、人物を描くのは本当に難しい。風景ならごまかしがきくが、人物は少しでもゆがみがあるとすぐばれてしまう。しかも、平面に立体を表現するのはなかなかできない。裸婦しかり、布・服装しかり。日本画は特に興味があったので、会場を3周した。
洋画、日本画のほかに、工芸、彫刻、書道の会場もあった。
かつて三国丘高校で書道教諭だった真鍋先生の作品も展示されていた。今は書家として活躍されている。特選だった。立派になられたものだ。
別のフロアーでは一陽展も開かれていた。