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南英世の 「くろねこ日記」

暗号資産の将来

2017年7月、初めてビットコイン(BTC)について書いた。

http://homepage1.canvas.ne.jp/minamihideyo/bitcoin.html

当時は1BTCが30万円とか50万円の時代であった。
それが、今や4万7千ドル(約500万円)の時代に。しかも、テスラがBTCに15億ドル投資したというのだから驚きだ。

https://www.coindeskjapan.com/98814/

テスラを創業したロン・マスクの個人資産は20兆円に達する。ベゾフ(アマゾン創業者)、ビル・ゲイツを抜いて今や世界一である。15億ドルは彼の資産からすれば100分の一にも満たない。
ちなみに1兆円というのは1万円札を積み上げると10キロメートル、毎日100万円使っても使い切るのに2700年以上かかる。コロナ対策のための金融緩和は資産格差をますます増幅している。

この先BTCはどうなるのだろう?
正直、よくわからない。
だから、手を出さない。
70歳を超えたら資産運用は守りが基本。
今は資産を増やすことを考えるときではない。
今後も手を出すつもりはない(たぶん・・・笑)

(追記1)
この記事を描いた10日後の2021年2月20日には、ついに600万円に達した。
じっと傍観しているのは相当我慢がいる(笑)。

(追記2)
追記1を書いた3日後の2月23日にビットコインは暴落した。
613万円から499万円へと、1日で100万円以上下がった!
まるで丁半ばくち。
おー、怖ー! 手出さなくてよかった。



ビットコインの市場規模は1日100億ドル、金は1000億ドル。金でさえ株式市場に比べれば市場規模は小さいのに、ましてや金市場の10分の1程度だから大口注文があればいとも簡単に乱高下する。プールにクジラが飛び込んだというたとえがあるが、これでは洗面器にクジラだ。
「デジタル通貨が通貨の定義を変える」とアリババの創業者ジャック・マー(馬雲)はいうが、こんな不安定なものが各国の法定通貨にとって代わることなどできるのだろうか?
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