自分の考えをすべて満たす政党が存在しないことだ。
この政党の、この政策は好きだが、あの政策は嫌い、ということが一般的だ。
そういう時はどうするか。
仕方がない。
優先順位をつけて、自分が最も大切だと思う政策を推し進めてくれる政党に投票することになる。
現在、安倍首相が国民から高い支持率を集めている最大の理由は、アベノミックスに対する景気浮揚効果であろう。
アベノミックスなんてどうでもいいから、自衛隊を国防軍に変えて、集団的自衛権を解禁し、米軍と一緒に軍事行動できることを評価し、そのことを理由に安倍政権を支持している人は少ないのではないか。少なくとも私の周りではほとんど見かけない。
それにもかかわらず、安倍政権は高い支持率を武器に、戦前に回帰する政策も「国民から支持を受けている」ことにし、推進しようとしている。
そんな折、面白い記事を見つけた。元神戸大学教授(憲法学)浦部法穂(うらべのりほ)氏の書かれたものである。
なかなか歯切れがいい。
興味のある方がご一読ください。
http://www.jicl.jp/urabe/backnumber/20131007.html
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