南英世の 「くろねこ日記」

成績が伸びた!

1年生「公共」の2学期末考査で「授業で印象に残った話」を書いてもらった。なんでもいいから2行以上書いてあれば5点を与える。12月のボーナスである。

一番多かったのが「憲法とは何かということがようやくわかった」というもの。これまで憲法に関する授業をたくさん受けてきたにもかかわらず、憲法をきちんと理解していなかったのは憲法の教え方に問題があるのだろう。

次に多かったのが「現実は最良の教科書」「理論と現実が異なった場合正しいのは現実である」というもの。また、「社会は暗記科目だと思っていたが、本質を理解することが重要であることが分かった」とか「点としての知識を線と線で結ぶことで勉強の面白さがわかった」というのもうれしかった。

そのほかいろいろあったが、心を込めて話したメッセージが確実に生徒に届いていることを知り、非常にうれしかった。生徒は雑談はよく覚えている。うん、そんなものかも。

読んでいてとりわけうれしかったのが、「先生の言う通り、勉強の仕方を復習中心に変えたら成績が伸びた」というものである。三国丘高校の仕事を引き受けた目的の一つは「成績が低空飛行で悩んでいる生徒を伸ばすこと」であったから、この言葉はすごくうれしかった。(写真は生徒の言葉をまとめた一覧表)

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