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南英世の 「くろねこ日記」

震度6弱


6月18日午前8時ころ、朝食後歯を磨いていたら、突然、「ドスン」と突き上げるような揺れに遭遇した。
いよいよ南海トラフが動いたかと思ったが、震源は大阪北部とのこと。直下型のようだ。揺れは1分ほどでおさまったものの、緊張した。幸い、わが家に被害はなかった。

タワーマンションは免震構造になっている。だから、感じとしては震度3程度だったかも。寝ていた猫が飛び起きて、爪を立てて「カシャカシャカシャ」と音をたてながら廊下を走り回っていた。よほど驚いたのであろう。

朝からエレベータが止まったままだった。エレベーターが動いていないと、タワーマンションを階段で昇り降りする気がしない。家の中に閉じこもったまま仕事をした。

エレベータは6時間後の午後2時ころになってようやく復旧した。さっそく近くのスーパーに買い物に出かけた。するとペットボトル売り場は全部売り切れだった。総菜売り場もスカスカで、ほとんど商品が並んでいない。店員さんに聞いたところ、カップ麺を大量に買っていく人も多かったという。

地震は怖い。
しかし、今の時代、コンピュータが動かなくなったらもっと怖いのではないか。ふとそんなことを思った。電車も信号機も飛行機も原子力発電所もみんなコンピュータで動いている。もし、コンピュータが故障をすれば、大きな事故があちこちで起きるのではないか。以前見た映画にそういうのがあった。一つのものに頼り切る社会は、ぜい弱だ。

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