ついに…
2021-07-21 | 練習
10年以上にわたり、ずっと同じ風景だった福島県の高校野球が、たった一人の小さな左投手により塗り替えられました。
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春の県大会では点差以上にチーム力の差を感じましたが、昨日の試合では見事に修正されていました。
といっても、ストレートの球速が増したり、いつも以上に変化球がキレていたわけでもなく普段通りのボールを投げていたと感じました。
ただ、試合後、関係者は挙って『本当に落ち着いていた』と話しています。
では、なぜそう感じたのか?
以前の試合ではランナーにかき回されていた投手はセットポジションから、しっかりと間をとり、更にそのパターンを変えることで打者のタイミングをずらし、走者をベースに釘付けにしました。
ランナーを出すことで『焦るスタンド』と『逸る』相手ベンチを最後まで間で制した投球に『落ち着き』を感じ、相手チームの監督が『甲子園にふさわしい投手』と称賛しました。
その甲子園まであと二つ、みんなの想いを背負い頑張れ…勇志
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