主婦であれば一度はトライしたであろう断捨離。わたしも何度もトライしましたが、どうも性分に合わないみたいです。
でもよく考えると、雑誌とかメディアで出ている断捨離って捨捨捨な様に感じませんか?
たしかに捨てるだけなら簡単だし、捨てる事でスッキリしますけどね。一度は。
で、結局捨てた物に似たものを買ってしまうっていう。ただの無駄使い連鎖になるのです。私の場合。
なので、無理して捨てなくて良いと開き直って。捨てるのではなく、【家の中の古い物の手入れ】をする事にしました。
良かったのは、もう完全に寿命が尽きているもの(すでに修理受け付けてくれない家電とか、割れた鉢植え等)は手を合わせて「さよなら」してすでに買い替えていた新しい物を出せた事です。
(買い替えに買っておいても、まだ動くからと使い出せない事が良くあります。)
みなさんご存知の樹木希林さんの本の中で「何事にも始末をつける。」っていう言葉があって。物を最後まで使い切る。そしてその最期は自分で始末をつける。っていう信念みたいなものを感じていて、さよならしたときに
『あーこれか。』
と思いました。
今回なんだかんだ丸一日作業して捨てる事にした物は
デジタルカメラ、少しだけかけていた鉢植え、お風呂のふたでした。捨てるもの少ないですよね。
今回の最大の収穫は
自分が物持ちの良い性格だって気がつけた事でした。10年、20年、30年と使い続けている物が結構あって、学生時代に使っていた物がキッチンでいまでも現役ばりばりだったり。
こういうタイプの私が断捨離しても、あんまり成果を挙げられないのはごく普通なんだろうなと思いました。
うん、私に捨捨捨はだめだ。ならやれるのは以外と断断断?!と考えだしちゃいました。