玉鳳院開山堂(微笑庵) 室町時代 重要文化財
「微笑庵」の額を掲げた開山堂には開山関山慧玄(無相大師)の像がまつられてい
る。
1537年に東福寺より移築された。室町初期の様式が見られる山内最古の建物です。
堂前にある一対の石灯籠は胴部の中央部が膨らむ珍しい形で妙心寺型と呼ばれる。
玉鳳院は妙心寺と混じてはならないと花園法王が書き残している様に、妙心寺発祥
の地として神聖視される。
開山堂内部は正面中央の奥に昭堂があり関山慧玄の像が祀れている。
独立していた昭堂が1793~94年の改築によって左右の両道がつなげられた。
妙心寺の伽藍の中で木部に彩色された唯一の建造物で、東福寺三門、大徳寺三門
に次いで古く1599年に竣工した。
仏殿前の門を禅宗院では三門と云う。空門、無相門、無願門(無作門)の3つの悟
りの境地を表す三解脱門の略称でここを通って浄土え行けるとされている。
玉鳳院方丈(江戸時代)、創建時の方丈は応仁の乱で焼失し、現在の建物は1656年
の再建。方丈は花園法皇の禅宮として創建され、妙心寺発祥の地として神聖される
場所。(通常は非公開) 内部は狩野派の障壁画で飾られている。
つづき
byビンちゃん
「微笑庵」の額を掲げた開山堂には開山関山慧玄(無相大師)の像がまつられてい
る。
1537年に東福寺より移築された。室町初期の様式が見られる山内最古の建物です。
堂前にある一対の石灯籠は胴部の中央部が膨らむ珍しい形で妙心寺型と呼ばれる。
玉鳳院は妙心寺と混じてはならないと花園法王が書き残している様に、妙心寺発祥
の地として神聖視される。
開山堂内部は正面中央の奥に昭堂があり関山慧玄の像が祀れている。
独立していた昭堂が1793~94年の改築によって左右の両道がつなげられた。
妙心寺の伽藍の中で木部に彩色された唯一の建造物で、東福寺三門、大徳寺三門
に次いで古く1599年に竣工した。
仏殿前の門を禅宗院では三門と云う。空門、無相門、無願門(無作門)の3つの悟
りの境地を表す三解脱門の略称でここを通って浄土え行けるとされている。
玉鳳院方丈(江戸時代)、創建時の方丈は応仁の乱で焼失し、現在の建物は1656年
の再建。方丈は花園法皇の禅宮として創建され、妙心寺発祥の地として神聖される
場所。(通常は非公開) 内部は狩野派の障壁画で飾られている。
つづき
byビンちゃん