11時に出かける用があったので、それまで少しばかり草刈り。遠くの葛城山の上には秋らしい雲。でも、陽射しが強くて、30分も作業すると暑くて汗だくでヒーヒー言いました🥵
11時に家を出て、車で1時間弱走って用事を済ませた帰り道、葛城山(右)と金剛山(左)が美しく見える場所で一枚📷
晴れ方が夏ですね。熱波再来といった感じ。
お昼は、帰る途中にある「来来亭」でラーメンの大盛り。この細麺、いいな〜♪😄 スープは今やそれほど個性的ではありませんが、少しピリッとしたあっさりした味わいが美味しいです♪
我が家に戻った車庫の前で、同級生と遭遇。近所に住んでいて、たまに顔を合わせる、独り住まいのおっさんです。
いつもは笑顔で挨拶するだけの彼が珍しく立ち止まって、話し始めました。終活の話でした。
彼は今、実家に近いアパートで一人暮らしなんですが(我が家は彼の実家と今の住まいとの中間あたりにあります)、数年前まで実家のお父さんの介助をしていました。その実家が今は空き家となったものの、彼は家には戻らず、それまでの生活を続けていました。
そんな中、今年の5月に、ジョギング中に倒れて心肺停止になったそうです。たまたま、近くの病院勤めのお医者さんが通りかかり、すぐに心臓の症状だと判断して、救急車が来るまで心臓マッサージを施し、一番近い循環器科のある病院に運ぶよう指示してくださったようで、今は後遺症もなく、無事に元の生活を営んでいる、ということでした。
もちろん彼は意識を失っているのでそんなことは知るよしもなく、3日後に意識を取り戻してから、自分が倒れたことを知ったんだそうです。
「あのとき偶然、お医者さんが通りかかってくださったおかげで、最善で最速の処置を受けることができ、こうして生き延びることができた。もしあのまま死んでいたら、妻や子どもなどの家族のない身、実家の処分や財産の始末について、親族に多大な手間と迷惑をかけていただろう。これは、ちゃんと身の回りを片付けておくように、命を長らえさせてもらったんだと思う。そこで、弁護士さんと公証人役場で財産の処理について文書を確認して残し、昨日から実家の取り壊しを始めたんだ」と彼は言ってました。
笑顔で話していましたが、私には「助かってよかったな。体に気をつけてな」としか言えませんでした。自分の終末を見つめて毎日を生きる彼の思いがどんなものかと思うと、なんとも言えない気持ちになります。今36歳で独身の息子も、私たち夫婦が死んでしまうと、そんな思いをするのかなぁ…
さて、今日はまだまだ暑いけど、畑の水やりに行ってこよう。学研教室が終わったら、妻と少し話そうかな。