いまだ孤立している地区と受験生の受難

こんばんは！


中央道が開通したことによる、
山梨全県下が陸の孤島状態になっていたことは解消されました。

おかげさまで甲府盆地では、
食糧事情は徐々に回復しつつあります。

今日はSNSを通じて、食料の入荷状況などについて
友人と情報交換したり
ご近所さんに声をかけたりしていました。

私の住むあたりでは、明日以降
通常通りの物流になりそうです。

ご心配をおかけしましたm(__)m




ですが盆地の外に目を向けてみると
まだまだ孤立状態の地域や集落が多数存在しています。


いまだ孤立している地区については
なぜか情報がまとまっておらず
現状を把握するのが難しい状態です。


甲府市内のスーパーに「食品が入荷しました！」というような情報は
テレビのデータ放送でも刻々と伝えられているのに

いまだ雪の中で困っている人のことを
どこも情報発信しないというのは、おかしなことです。



道路状況から推測するしかありませんが

河口湖町の精進地区
早川町
道志村
丹波山村
小菅村

は、未だ雪の中に閉じ込められている状態のようです。


これまでにも、どこで誰がいつ（どの時間帯に）除雪作業をしているかが
一元管理されていないのか
どこまで除雪が進んでいるのか、まったく分かりません。


そんな中、新潟県防災局のツイッターに
丹波山へむけてた除雪について
画像を含めた詳しい状況がアップされているのを発見しました！



新潟県とは戦国時代から浅からぬ因縁があり
上杉謙信の「敵に塩を送る」に山梨は助けられたという史実がありますが

今回も新潟からの除雪軍団が、山梨のピンチを救おうとしてくれています。


国からの支援が決まらないうちに
いち早く手を差し伸べてくださった
新潟県の皆さんには、本当に感謝しております。

本当にありがとうございますm(__)m


また、ツイッター上に情報を流してくださることは
支援を待ち焦がれている人々にとって
どれだけ心強く感じられることでしょう。


一刻も早く道路の雪が取り除かれ
物資を届けることができるようお祈り申し上げます。



大雪の影響を受けたのは、物流だけではありません。

受験生の多くが、想定外の大雪で交通網を絶たれ
入学試験を受けることができなかったそうです。


山梨の危機的状況がリアルタイムで全国へ伝わらなかったため
「たかが雪で救済措置など甘えるな」
「降雪も視野に向けて受験に向かうべき」という風潮があり
現状では追試などを検討してもらうことができないようです。


受験生にとっては、人生を左右するほどの大事件です。

記録的大雪の被害にあった受験生の窮状にも
どうかご理解とご声援をいただければと存じます。

よろしくお願いいたしますm(__)m