アイソン彗星と宝石【ペリドット】

こんばんは！


今ずっと、ＮＨＫの特番を見ていました。

あの、消滅してしまったアイソン彗星の特集です。


もともと私は中学・高校と地学部（天文部）に所属して
部長まで務めたことのある天文ファン。

アイソン彗星もとっても楽しみにしていました。


ところが、まさかの消滅で大ショック　Σ（￣□￣；）！！


せめて特番だけは！と思い見ていたのが
ＮＨＫスペシャル「宇宙生中継　彗（すい）星爆発　太陽系の謎」です。



その中で、とても興味深いお話を聞きました。


４６億年前に惑星が誕生した際、惑星になりそこねた欠片が彗星で
彗星の中には、太陽に由来する成分が豊富に含まれていたそうです。


太陽系ができた頃、
彗星の素は、木星と土星の間を漂っていました。


４０億年ほど前に、木星と土星の重力が影響しあって
惑星の位置が大きく変化しました。


その時、彗星の素は太陽系の外側へ飛ばされ、今の太陽系のかたちになったそうです。

また彗星の素の一部は地球に吸い込まれ、多くの水を地球にもたらしました。


私たちの暮らしと宇宙は、実はとっても近い存在なのだと知り
感動しました。



そしてもうひとつ驚いたのは
アイソン彗星の中に、８月の誕生石である宝石【ペリドット】が
たくさん含まれていたということ。


そしてペリドットという鉱物は、太陽の近くでしか作られない宝石だそうです。


古代エジプトでは、ペリドットを太陽の宝石と呼んでいました。


その由来は「宝石の輝きが、まるで太陽のように明るいからだ」とされていましたが、
実は太陽の近くで作られた鉱物だから“太陽の宝石”だったんですね！？

古代エジプトの人たちは、そのことを知っていたのでしょうか？


この特番をキッカケに、
改めて宇宙の神秘と古代文明のロマンに魅せられたのでありました(*^_^*)


ちなみにペリドットはこんな宝石です↓


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