御荘さんの工作帳

電車にのり、みて、それを形にしていきます。

かんたん(当社比)鉄道模型ウェザリングテク

2025-01-05 11:09:21 | よくわからないやつ
またブログ放置してるよこの人

新年明けましておめでとうございます。
御荘です。すみません、またブログ放置してました。

ネタをために貯めてて困ったので今日は小ネタです。
新年早々重い加工したくないしね。

みなさんはウェザリングってしてますか?
ピカピカの検査明けもかっこいいですけど、風化して汚れてる
姿ってリアリティあっていいですよね。

いい機会なので備忘録としてウチのウェザリングをまとめてみます。

・タミヤウェザリングマスターB(スノー・スス・サビ)
ド定番のド定番です。ただ色が少ないので汚しすぎや変な色になりがち。
ポポ○デッタやぽ☆ちで吊るされてるまっ茶色な床下や屋根は大抵こいつです。
ただ安定のタミヤなので使いどころを抑えればちゃんと仕上がります。

ウチでは後述するウェザリングパステルでツヤを落としたあと、削って細かくした
ウェザリングマスターのサビを筆で軽くパタパタして巻き上げた汚れや
パンタ周りの鉄粉汚れをイメージして汚しています。




・GSIクレオス PP102 [ウェザリングパステルセット2]
個人的おすすめしたいのはこちら、スス・ホコリ・サビがセットになっています。
ただこのセットのサビは明るい赤サビ系なので鉄道で使う茶色っぽいサビとか違います。
(サビに関してはタミヤの方を推奨)

特にオススメしたいのはホコリ。つや消しブラックで塗装した床下にこれも軽くパタパタするといい具合の退色した感じが出ます。
なんか白っぽいな…と感じたらススを使うと大抵解消します。

屋根、床下は主にこの2つでこなしてます。ただ所詮はパステル。検査前みたいな濃い汚れはエアブラシを使うしかないです。うちは車輪とか塗るのだるいのでパステルで終わらせてます。
ムラなく安定したクオリティを優先したいんですよね。編成1両だけ車輪が変とか避けたい。

・退色した車体(つや消しクリア+薄めた白)

車体の塗装は劣化するもの。色が薄くなったり、白くなってるの見たことありますよね。
これはつや消しクリアに薄めまくった白を使って再現。
エアブラシで塗る時に薄く薄く軽ーく均等に塗るのがポイント。クリアって一部が厚いとかわかりやすいんですよね。根気強くやりましょう。

・錆汁(ガンダムマーカー リアルタッチブラウン1)
ガンプラでよく使われるペンです。これがかなり便利。窓枠や裾など錆汁が発生するポイントに塗ってから、綿棒や指で下に伸ばすといい感じに垂れた錆汁に変身。上記の14系もそれです。

とこんな所でしょうか。退色表現以外はノーエアブラシで安価なので、正月からスプレーを使えない方や金欠な学生さんにはちょうどよいのでは?お手軽な工作で愛車を仕上げて行きましょう。

それでは今年もよろしやす。

kihaer×Mission【キハ82 JR北海道タイプをつくる①】

2024-06-14 05:50:35 | キハ82 JR北海道タイプ
こいつまた浮気しだしましたよ。



御荘です。最近プリティーでダービーなうちわを手に入れました。最悪です。
競馬は楽しく程々に。大井競馬楽しいですよ。

はい本編。
現在Moto八甲田を作っているわけですが、やっぱ模型やってると他の車両と並べたくなるですよね。
うーんネタないなぁ…JR初期の国鉄型を無理やり使ってる列車なんか…

あ っ た

というわけでターゲットをキハ82臨時北斗へ決定。

JR北海道にはごく僅かのキハ82が継承されており、合計で18両が波動用として在籍してました。
DMH17を積んだ特急型車両が1992年。さらにさらにジョイフルトレインに改造されたもの2002年まで現役だったのは意味不明すぎます。カオスすぎんだろ。

その中で八甲田と並ぶ臨時北斗運用を作ることに。

思い立ったが吉日。イラストマーク入りのセットを購入。


や^〜これですわこれ。このなんとも言えない顔!
キハ181には出せない顔が好き〜〜〜〜〜
ずっと眺めれる〜〜〜〜〜〜〜

10分眺めたら満足しました。バラバラにして、車体を末期仕様にしていきます。
まずはJNRマークを撤去。シャープなモールドでさすがKATO。
しかし、落合の匠の技は惜しげも無く削り落とします。デザインナイフで削った後、紙やすりで仕上げ。塗装はGMクリーム4号にクリアオレンジを足してそれっぽくしました。
気合いでそれっぽくしてクリアー吹けばなんとかなります。たぶん。

続いてタブレットキャッチャーを撤去。撤去後にはボルトが残るので0.3ミリ真鍮線を植えておきます。わりとよさげでは??
さらにテールライト脇に反射板掛けを設置。なぜかモールドすらないのでエコーのパーツで表現をしました。
その後、当時も老朽化していたはずなので錆汁表現を少々。

床下は基本そのままながらスカート周りを加工。imonカプラー+エコーの胴受けでディテールアップ。すかすかな連結器周りをプラ板で埋めました。
渡り板もエコーに交換。グレーにして函館車を意識して見ました。

そんなこんなで基本加工は終了。
編成を組むにはあと3両必要ですが、いつ来るのやら。てか八甲田まだ完成してなくね?
…御荘先生の次回作をご期待ください。

それでは次回も、よろしやす。






青函革命夜明け前【トミックス HOゲージ ED79をさくっと作る】

2024-05-06 00:47:51 | ED79(HO)

こんにちは。御荘です。
GWはいかがお過ごしですか?

ぼくは仕事と二次元の女を追いかけてたら終わってました。かなしいね。


さて今回はMotoトレインにも縁があるトミックス製HOゲージのED79をサクッとディテールアップして遊んでみようと思います。

ED79は青函トンネル用にED75の最終グループ700番代から改造された車です。
運転台窓のアルミサッシ化、ATC取り付け、サイリスタチョッパ化などなかなかの大工事をしています。
補機専用で工事を函館方の2エンドにしかしなかった100番代も存在し、活躍範囲の狭さや寝台を含む客車列車を多数牽引したことからマニア心くすぐる車両となっています。
うんちく終了。

まずは仕入れに向かいます。
おなじみですね。

でんっ。かっちった。
あってよかった臨時ボーナス。

HOゲージなんで、貧乏サラリーマンにはきつい額ですが容赦なくバラしていきます。

プレステージなんか買えないのでふつーのやつです。ゆえにナンバーや銘板はセルフで貼り付け。この時バリ取りしっかりしましょうね。そこやるかやらないかでかっこよさが変わります。
ヤスリがけをするわけですが、おすすめはタミヤのエッチングヤスリです。目が細かいのでもヤスってる時に、変な力が入ってパーツ曲った!とかの事故を防げます。
いちいち専用ヤスリ買うのはダルいかもですが、あると便利です。
モデラーヤスリを選ばず?道具を選ばわないのは弘法大師様のような熟練だけです。思い上がんな。


そのままHゴムをねずみ色1号でぬりぬり。製品のままだとなんかヌルヌル光って気になるんですよね。やっぱ本物はゴムなのでなかなか光りません。

そしてHゴムを乾かしてるうちに床下を塗装。このブログお馴染みのつや消しブラック+ウェザリングパステルです。
日光に当てて見ましたが、良さげな感じがわかるかと。
順番前後しつつボディ工作を続けます。
まずはおでこにイモンの架線注意プレートを貼りつけ。これがED75-700とは違うED79の特徴ですね~

そのままヘッドライトの加工。トレジャータウンのTTP8104-32 【1/80】シールドビームリム(EL用)を使います。別売りのレンズと組み合わせると最高。一気にリアリティ増します 。

手すりはヤフオクでHO用の手すりを多数出品されてる方から購入。毎回ヤフオクとは思えない丁寧なやりとりをしてくださいます。
自身も接客業ですが、学ばされました。
またお世話になります。
もちろん、パーツのクオリティも天下一品なのでご安心を。

吊りフックはボナのEL用を使用。フックだけ筆塗りで屋根自体は再塗装してません。
屋根のウェザリングもウェザリングオンリー。どうです?中々いいのでは?。
Hゴム、シールドビーム、架線注意。少なめ加工ですが既製品からだいぶ変わって来ました!

パンタグラフはそのままねずみ色1号で塗装。ガイシは奮発してイモンの高級ガイシです。
まじでイモンに足向けて寝れねぇ。

電暖灯も上手いことなんとかします。
製品ではモールドですが、実車は黄色いレンズ。そのままではダサいので手を加えます。今回はSL389標識灯用レンズ(白)を使いました。カンで買いましたがなんとかなって一安心。ちなクリアーイエローで塗装してます。


みんな大好きホース類はエコーモデル。まじでエコーには足向けて(以下略)
…気づいた方がいるかわかりませんが、さらっと連結器がイモンカプラーになっています。
開口部を拡大したり、取り付け座を作ったり苦労しました…おかげで自動連結は出来なくなりましたがしゃーなし。

あっ写真撮り忘れてますが、クイックヘッドマーク化もしてます。貫通扉を外すと固定用の3mm穴があります。固定用ボスを切り取り、扉は接着。主がいなくなった穴に直径3mmのネオジム磁石を入れてあげます。これでKATOのクイックや磁性パーツを張りつけた各種マークを使い、様々な列車で遊べるようになりました。


こんなのとか。え?カニがなんかおかしい?
しらんなぁ…あー夢空間かわないと。

そんなこんなで牽引機完成~~~
無事に八甲田は函館に着きましたとさ。

おしまい。

えっED75-700?ないよ
ED75-1000?ないよ!!
TOMIX~~~再販してくれ~~~!
南部縦貫鉄道と並べるからさ~~~!

とりま赤い機関車でごまかします。
それでは次回とTOMIX担当者さんは
よろしやす~~~









さぁ進め!八甲田【Moto八甲田をつくる④】

2024-05-04 08:07:44 | Motoトレイン八甲田

E259系…プレモルだよ…

こんにちは。御荘です。
寒暖差激しいですね〜
皆さんいかがお過ごしですか?
ぼくは両国駅のホームで餃子焼きながら凍死しました。ぴえん。

あっ前回の最後に、次はマ二50の仕上げと言ったな。
あれは嘘だ。

いや…パーツとやる気なくて…すんません…
気分転換も兼ねてオハネ14やらせてください…

さてさて今回は、Moto八甲田のキモその2、オハネ14です。

上野or函館から乗り込んだライダーは愛車をマ二50に積載したあと、自身は併結されたオハネ14に乗り込みます。

このオハネ14は尾久に配属されていた急行列車用の車両です。
特急用は早いうちから2段寝台に改造されてましたが、このグループは登場時の3段寝台を最後まで残していました。ベッドせまそー。
てかなんでオハネフじゃなくてオハネにしたんすかね。
うんちくはこれぐらいにして、さっそく作業開始。
まずは貫通扉をKATOの物に交換。だってTOMIXダサいんだもん。
ドアレールとすりガラスだけで白米ぱくぱくですわ!

ドアの白帯を溶剤で消して、ファルベの青20号で塗装。質感の違和感を減らすためにクリアを吹きます。
クリアの前にめんどくさいインレタをすましときましょう。
今回のオハネ14は急行用の3段寝台。中身の再現は置いておいて外観だけは整えます。
言うて寝台等級表示の星をくろま屋のインレタを使って一つ星にするだけです。

今回はKATOの座席車と併結するので仕様を整えます。
TOMIXとKATOでは、方向幕の設計思想が異なります。

TOMIX⇒方向幕パーツ(透明)の裏側にシールを貼る
KATO⇒方向幕パーツ(透過or非透過)の表側にシールを貼る

もちろんリアルなのはTOMIXですが、パーツ分売がない+だるいのでKATOに揃えます。
ホビーセンターカトーのジャンクカートから拾ってきたオハネ24?かなにかのガラスパーツから方向幕部分を切り取ります。
切り取った後は、車体側の方向幕部分を現物合わせで削っていい塩梅にします。
あーほどほどダサくなりましたね。
統一感が出たので良しですが。

14系は汎用性高いので今回白幕でいきます。成田とか能登半島とか行きたいですからね。
TOMIXさん、新性能3軸電気(田端)の再販お待ちしてます。


そのまま屋根を塗装。ガイアの鉄道カラーねずみ色1号です。
つや消し気味にし、お得意のガンダムマーカーとミスターホビーウェザリングパステル(セット2)で汚します。
このブログで何回も書いてますが、模型をガチでやり込むなら鉄道以外のホビーコーナーをウロウロすることをおすすめします。
ミスターホビーやタミヤ、waveなど各社がとても便利な素材を沢山出しています。
使えるものはなんでも使いましょう。

あっ、架線注意表記忘れてました。
世田谷車両のインレタを市販のデカール用紙に転写した後貼り付けてます。
狭いとこ転写するのダルいからね。

あとは汚物処理タンクをサクッと塗り…

できあがり~~~~
98743JR 14・50系客車(八甲田・MOTOトレイン)増結セットBです。(違う)

と言うわけでなんとなーく形になってきましたね。
次回はやる気あればマ二50、なかったら別のやります。

いつも閲覧ありがとうございます。コメントも歓迎!
合わせて次回も、よろしやす。


さぁ進め!八甲田!【Moto八甲田をつくる③】

2024-04-26 15:40:12 | Motoトレイン八甲田
もっと!moto!
きゃっととっとと(しっぽ!)

はい。御荘です。
シャニ6thで負った負傷が癒えません。
足首の痛みと太ももが痛い。
これも全部ハナサカサイサイって曲のせいなんだ。

THE IDOLM@STER SHINY COLORS “CANVAS” 03

ぜひお求め下さい。

さてさてMoto八甲田を作るシリーズ。
前回は14系座席車を何とかして終わりましたね。続いてMotoのMotoな部分に入っていきます。

急行八甲田は1986年〜1998年の夏の期間、普段はハザ(座席車)オンリーの編成にオハネ14+マニ50+マニ50の3両を増結。さらに運行区間を通常の上野〜青森から上野〜函館に延長していました。(青森〜函館は臨時快速海峡扱い)

な〜んだたったの3両じゃん!と思ったそこのあなた。そう、あなたです。
これがそう甘くないんですわ。
オハネ14は急行用に残っていた3段寝台車、マニ50は専用塗装なのです。

特にマニ50は、地味ーに改造箇所があるので頑張って手を動かしていきましょう。

まずは種車を仕入れていきましょう。
今回はモデルアイコンさんのマニ50キットをベースにします。
元々は鉄道ホビダスが、出していたキットをモデルアイコンさんが継承した物です。
このキットは、「基本的な箇所は」とても組みやすくおすすめしやすいキットです。

ただまぁいくつか癖があるので…頑張って組んできましょう。


まずは便所窓と点検蓋を埋めていきます。
埋めるのにパテ等を多用したくないので、元々付けるトイレ窓パーツを取り付け、その上にパテを盛り、使用量を減らしていきます。
さらにパテだと時間が掛かるので、黒い瞬間接着剤と硬化スプレーを併用してさくさく進めていきましょう。
埋まった箇所がわかりやすいのがとてもいいです。
時短だけなら光硬化パテもオススメですが、あれは食い付きが悪いので…適材適所ですね。

なんだかんだ埋めてヤスってキズを埋めたあとはサフで現状確認。かんぺき〜
※完璧ではありません。この時点検蓋を埋め忘れてます。

各種パーツを付けていきます。
製造銘板:新潟鐵工所(アトリエリーフ)
所属銘板:JR東日本(音羽工房)
ホロ:客車ホロ枠セット(エコー)
ホロ吊り:ホロ吊り軽量用(工房ひろ)
手すり:汎用手すり2.0(トレジャー)

特にエコーのホロはおすすめです。解像度上がっていい感じになります。
パーツで困ったらエコー、入りにくければimonの渋谷店にいきましょう。なんとかなります。


サブを塗ってから気づいた。キットは前期型なんすけど、motoは後期型なんすよね。床下とかいろいろ違いますが、わかりやすく違うのが片エンドの乗務員扉。とっても便利なパーツが夢ソフトウェア工房から出てるので使いましょう。
ここがこのキットの難点ですね〜JR化後の
初期車で有名なのとか松本駅の駐輪場のアイツぐらいでは?


文句は手を動かして何とかして行きましょう。車体が出来たら塗装しましょう。ベースはファルべの青15号、水色もファルべの青22号で塗ります。
ストライプは写真を見ながら目分量で塗りました。気合いがあればなんとかできる!

そのまま表記にいきましょう。表記類はボナのマニ50改造車用インレタ、Motoのロゴマークは夢ソフトウェア工房のデカールを使いました。

そうこうしているうちに8割ぐらい完成。次回は床下と仕上げ作業をしていきます。

次回も超超本気モード!
どうぞ、よろしやす