御荘さんの工作帳

電車にのり、みて、それを形にしていきます。

東武の20400型をつくる①

2019-12-11 12:45:48 | 東武20400型


みなさんは東武ファンフェスタという奇祭をご存知でしょうか?
この祭りは日本中から東武に飢えた人々が南栗橋に集まり、早朝から寒さに耐えひたすら列に並ぶ祭りです。嘘です。けどあながち間違えてない。




毎年(だいたい)12月第1週に開催される東武ファンフェスタ。このイベントでは限定の鉄コレが発売されます。
確実に欲しい、頭おかしい地獄を早く抜け出したいそんな方は始発での参戦をおすすめします。
そのまま10:30には鉄コレをゲットしご当地グルメを食べ帰宅する。限界オタクの定番ルートですね。




さてそんな地獄に挑んで勝ち取った鉄コレ。今年は南栗橋から先の栃木ローカルで活躍する20400シリーズでした。

20400型は地下鉄日比谷線直通用の20000型・20050型・20070型を短縮、リニューアル、ワンマン対応改造をしてローカル地区に転用した車両です。
現在宇都宮線・日光線の南栗橋〜新栃木間で運用されており、これから日光地区での活躍も予想されます。

20400型は種車の違いから番台が分けられており、4種類が在籍しています。
①4両全部20070型の20410型
②20000+20070+20070+20000の20420型
③4両全部20050型の20430型
④20000+20050+20050+20000の20440型

この4パターンです。今回は①と③と④のタイプが発売されたわけですね。
なんで20420型だけださないんや…


普段は90年代東武しか買わない私ですが、無理やりな改造っぷりに惹かれ全種類購入です。
それでは細かいところを見てみましょう



こちらは一切加工をしていない20440型(Cセット)
方向幕が裏貼りなのはすごいですね。進化してます。
独特なアンチクライマーとホーム検知装置もばっちしです。
ただヘッドライトが黒い部分まで透明になってるので違和感が…これは加工でなんとかしていきましょう!



というわけで加工したのがこちらです。
ライト周り変えただけで一気に変わりますね〜
まずはライトケースから。ライトケースの上下と側面まで銀の印刷が回ってなく、じっくり見ると目立つので4アーティストマーカーのシルバー(細いやつ)で色さししています。
このマーカーはいろいろな場面で使えるのでオススメな1品です。

お次はライト内部へ。この鉄コレをダサくしてるのはライトの黒い部分が再現されてないから。ならば塗ればいいじゃない。
というわけで裏からネームペンの細い方で塗っていきます。
その際LED部分まで塗らないように注意。

最後にLEDの部分に爪楊枝で銀をちょこんと乗せれば完成!




比較です。一気にライトがそれらしくなりましたね。よきかなよきかな。



続いてドアステッカーの貼り付け。いつものジオマトの廃盤になったインレタを使用しました。
20400型のドアステッカーは現行なのでトレジャーなど他メーカーでも代用できるので敷居は低めでしょう。

ステップはトレジャータウンのTTP213-23東武10000用を使用しています。これは東武ファン必須パーツです。備蓄しておくのが吉。



そんなこんなで先頭車3種が完成。これから床下塗装と車番インレタ貼り付け、仕上げ作業です。

東武の20400型をつくる②に続きます
(次回はイーグルスモデルのインレタが入手できてから更新です)