経験者の方はご存知かと思いますが、剣道で一番汚れが早く匂うのが
手に付ける小手です。
普通の汗の匂いとも違う、独特の匂いがします
人によってその香りも違うとか違わないとか
洗うのも干すのも普通のお洗濯とは違い、手がかかりますので、
稽古が休みになるこんな機会に洗うことをオススメします。
そこで今回は、我が家の小手の洗い方を公開いたします。
使用してるのは洗える小手であり、筆者の自己流💦ですので、
同じようにされる場合は自己責任でお願いします。
◆天気予報の確認
干しますので、晴れが続きそうな日を可能な範囲で選んでくださいね。
◆用意するもの
・バケツ
※我が家では、バケツはタブトラッグスのLを使用してます。
Lサイズは38L。この大きさですと大人用の面も入りますよ。
もちろん普通のバケツでも入ればOK。
・液体洗剤と・柔軟剤 (適量)
※革なので使用しないとおっしゃる方もいらっしゃいますので、お好みで。
・要らないタオル、バスタオル (数枚)
剣道の道具を拭く専用のタオルにしちゃいます。
・洗濯ネット(小手の入る大きさ)
・ハンガー
我が家では、100均のシューズハンガーを利用してます。
写真の靴下を干すようなピンチ付ハンガーでもOK。
洗濯以外でも、日々の稽古の後にこれにつるしておけます。
もし新しく購入されるのなら、デニムを干す用のハンガーなら、しっかりしており、袴も干せますので、おすすめ。
では、準備が出来たら早速洗ってみましょう!!(長いです)
1、小手の紐を外す。
内側も洗いたいので外します。
編み方は、ほぼ靴紐と同じですし、検索すればでてきますが、
改めて編む時に混乱するかもしれませんので、この時に写真を撮っておくといいかもですね。
ついでに小手紐の痛みをチェックです。
※小手紐は替え用が販売されてます。
2、バケツにお湯をぬるま湯をいれる。
お湯が、すぐ冷たくなる冬場は時々つぎ足すなりしてくださいね。
汗を落とすには体温にちかい水温が最適らしいですが、熱すぎると小手は革なので痛みますので注意を。
3、小手を浸す。
10~15分くらいで、藍色と黄色い色が出てきます。汗って黄色なんでしょうか。。。?
最初はびっくりされるかと思います
小手は浮いてきますので、水をいれたペットボトル等で重しを載せるといいです。
そのまま30分くらい付けておきます。
4、ぬるま湯を交換し、洗剤をいれる。
液体洗剤は特にオススメはありませんが、今は汗の汚れに強い洗剤も多く販売されてます。
5、もみ洗い
ぎゅうぎゅうモミ洗いします。
中に指をいれてギュウギュウします。
そのたびに汚れは浮き出るので、気が済むまでもみ洗いです。
6、洗剤をすすぐ
水を入れ替え、洗剤を落とします。水の入れ替えは、泡が出なくなるまでせめて2~3回。
ここでも押したりもんだりして、洗剤を流してください。
7、柔軟剤をいれ、すすぐ
お好みのもを投入してください。軽くなじませてから、すすぎます。
柔軟剤をいれるとお洋服と同様、柔らかくなりますし防臭効果もあります。
8、脱水
バケツからだしたら、水を切り、拭きます。
タオルで拭きますが、タオルに色がつきます。
こすると色が落ちてしまうので、押し付けるようにして
タオルに水分を吸い取ってもらいます。
9、脱水
ある程度までしか拭けないので、脱水は洗濯機に協力してもらいます。
ただ、洗濯機が染まったり、小手も傷ついたりしないよう、
さっきのとは別の乾いたタオルやバスタオルで小手を巻いてから、
ネットに入れチャックをしめます。
脱水は、洗濯機の「柔らか洗い」や「ドライコース」の脱水のみを選択。
もしくは脱水3分に設定してください。
9、干す
もうちょっとですが、ここが大事!
小手は革なので、内側の竹刀に触れる部分が乾燥しすぎると固くなったり縮んでしまいます💦
そうならないように、その部分を時々伸ばします。
30分に一度くらい、手をいれて握ったり開いたりしてみてくださいね。
干してる間に、先程の染まったタオルやネットも洗濯です
干すのは、色があせてしまわないように日陰です。
お天気や季節にもよりますが、1~2日で乾いたら、洗濯完了です!
お子様と一緒に洗濯するのも楽しいですよ✨
お子様も自分で防具を手入れするとさらに愛着もわく事と思います。
汚れた水を室内にこぼしても、おこらなーい(笑)
少しづつ覚えていきます
この騒動があけたら、すっきりした防具で稽古を再開しましょう