宝珠はお釈迦様の仏舎利(遺骨)を納めた舎利壺のカタチにも似ていると言われ、宝珠を模した模擬の宝珠をギボウシ(擬宝珠)と呼ぶのだそうです。
ネギの花にも似ていることから別名葱台とも呼ばれ、宝珠(如意宝珠)は濁り水を浄化する、病気を治す、災いを防ぐなどのパワーがある魔法の珠なのです。
また、宝珠を擬したものを橋の欄干などに施した珠を擬宝珠「ギボシ」「ギボウシ」と呼び邪気を払い安全を祈願する役目があり伝統的な神社や橋の欄干に設置されています。
その中でもパワースポットとしても有名な伊勢神宮内宮の宇治橋には、多くの擬宝珠が装飾されていますが大鳥居を進み進行方向左手の2番目の擬宝珠には宇治橋の守護神でもある饗土橋姫神社のお札が擬宝珠の中に納められているようで絶大なパワースポットと口コミで伝わり知った伊勢神宮参拝者が擬宝珠を撫でるため、この擬宝珠だけが色落ちして目立つ存在です。
それと知名度抜群の擬宝珠の一つが東京の北の丸公園にある・・・ 日本武道館!
そんな剣道具にはそんな縁起物の宝飾がされているのです。
普段何気なく使用している剣道具にも様々な職人魂が込められてます。
剣道は深いですね!