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東紀州に春を告げる「ヤーヤ祭り」が今年も始まりました.

2012-02-01 14:02:53 | 女性スタッフ 日記

 
 東紀州の奇祭といわれる尾鷲市の「ヤーヤ祭り」は、 尾鷲神社の正月の祭礼です。
  毎年2月1日~5日まで行われ、各町の若者衆が「チョウサじゃ」のかけ声とともに
激しくぶつかり合います。

 
 2月1日(扉開き・在回り)
    今年も2月1日午前零時、旧尾鷲20町が尾鷲神社に集まり、本殿前の参道に
    提灯を立て、神のおでましを願う「扉開き」が行われました。
  
 2月2日~4日(練り)
    白装束をした男衆達が練り場で、激しくぶつかり合います。

    垢離掻き(こりかき)・・・練り終了後、尾鷲港魚市場に設けられた脱衣所で
素っ裸(本当に何も身につけていません。)になり
       海に飛び込み身体を清めます。
               
 2月5日(本祭り)
    大名行列・道中手踊り(尾鷲神社まで)
    夕刻・・・大弓の奉納・お獅子のご出御

  *番外編・・・2日~4日までは夕刻になると、各町で子供達が提灯を持ち、            
「よんみゃい出てくれよー」の掛け声とともに
          祭りの練りに出る若者衆に声をかけて歩きます。
         (この仕事が終わると、お菓子が貰えるので、スタッフkも
小学生の頃は、毎晩参加していました。


   チョウサとは?
         練りの時の掛け声「チョウサじゃ」の意味には2つの説が
あるようです。

         ① 無事に年を越したという“超歳”の意味。

         ② “丁歳”丁は一人前の男の意味。15歳になって、一人前の若者衆になり            
ヤーヤに出る資格を得た喜びを表現したもの。


 若い人が進学や就職で外に出て、ヤーヤの練りが年々寂しく なる様に思います。
 それでも、外に出た同級生達と話すと、皆「懐かしいなぁヤーヤ出たいなぁ」
 と言います。
 故郷を遠く離れて頑張っている人達・・・あの勇ましいヤーヤの練りを思い出して
 厳しい日常を「チョウサじゃ」の掛け声とともに乗り越えて下さいね。
   

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