急行「銀河」

今回は、1979年11月に撮影した写真です。

かつて、大阪⇔東京間を走っていた、寝台夜行急行列車の「銀河」は宮原機関区所属のEF58がけん引して毎朝9:40頃に東京駅に到着、その後、品川客車区へと回送するのですが、この回送列車はいったん神田方面へ引き上げ、そこで機関車を品川方に付け替えて再び東京駅へ、そして一時停車後品川へと向かうものでした。

今回の写真は、その回送時に撮影したものです。

当時の宮原機関区のEF58型には、前面窓が原型大窓にツララ切り付きの47号機、EF58型の原型に最も近い原型大窓ツララ切りなしの53号機というファンの間では人気の機関車がおり、この2両、特に53号機が上京するとの情報が出ると多くのファンが写真撮影に集まっていました。

撮影に行くと、顔なじみの鉄道ファン仲間と会うことが多く、鉄道談議に花を咲かせながら撮影を楽しんでいたあの頃が懐かしい写真です。EF58 171（宮原機関区所属機）けん引  回104レ急行「銀河」回送列車

撮影日：1979年11月23日

撮影地：東海道本線　新橋・品川間（山手線・田町駅）

EF58 53（宮原機関区所属機）けん引  回104レ急行「銀河」回送列車

撮影日：1979年11月24日

撮影地：東海道本線　東京・新橋間（山手線・有楽町駅）