
今回は、日南線の旅をしましょう(日南線は南宮崎=志布志)
日南線で活躍するD&S列車「海幸山幸」(宮崎=南郷)をご紹介しますね!!
2009年10月10日に運行を開始した特急「海幸山幸」
普通・快速以外の列車が日南線を走るのが1980年以来。特急列車運行は初なんですよ。
列車名は、皆様もうご存知ですね。日本神話(日向神話)の山幸彦と海幸彦に由来しております。
コンセプトは「木のおもちゃのようなリゾート列車」
デザインは水戸岡氏が係わっていますが、意外に普通な感じで逆に好感が持てますね。
上の写真でもわかりますが、内装・外装に木材(飫肥杉)が使用されている点が特徴となっております。
この車両なんですが、元は高千穂鉄道の所有でした。
その高千穂鉄道、2005年(平成17年)9月の台風による災害が原因で復旧されることなく2008年(平成20年)12月までに全線が廃止されてしまいます。その後、車両(TR-400)2両がJR九州に売却され改造されたのです。
それがキハ125系「海幸山幸」なのでございます。
なんだかちょっと悲しくなりますが、その後の活躍はいうまでもありません。
運転日やダイヤはこちらで確認ください。
JR九州 海幸山幸のページ
列車は宮崎駅を出発すると、南宮崎、田吉、子供の国と停車していきます。
車内では紙芝居や・・・

じゃんけん大会で盛り上がりまして、、、

途中の飫肥駅では日南の名産品の販売が行われていました。

見た目も小ぶりでかわいい「海幸山幸」号。トコトコと日南線を下っていきます。
特急列車ですが、、、、まぁこれはご愛嬌でしょう(料金取れるからね)
列車の旅自体は最高!なのですが、難は終点南郷駅にあります。
駅に何もない。レンタカーも。なのでまた日南線に乗って帰ってくるか、バスを利用することになります。
南郷駅周辺には観光スポットがあるにはあるのですが、効率よく回りようがないんですね(多大なる時間を要します)
なんとなく、それらしいバスは運行されているのですが、お茶を濁した感じ。。。
せっかくこんな素敵な列車走らせてるのに。。。宮崎県のやる気のなさが出ているような気がしますわ。
日南線自体が長大な盲腸線(志布志が終点で)なので志布志から何か。。。となるとこれもまた難しい。
(黄色い線で囲ったところが日南線 地図はJR九州路線図より)

ということで・・・・
【予告!!】
実は、、、、もう一つの盲腸線「指宿枕崎線」と合わせて往復せずにワンウェイで行けるプランを考えて
2019年1月に実行したのですが、、、それはまたご報告させて頂きますね。

素晴らしい旅でした・・・・

説明が長くなってしまいましたが、D&S列車「海幸山幸」号発車いたしま~す!!
2013.12.29
ななつ星のルートを辿る旅=番外編=「日南線観光特急 海幸山幸」
海幸山幸+「駅奪取」