レーサー「Ｉ君」との出会い（１）

ケントが宮崎を紹介したのは
バルカン族の「師匠」と
もう一人います。


レーサーの「Ｉ君」です。
ケントが宮崎に来る様になった頃
乗っていた車は「JZS161」
すなわち「アリスト」です。
かなり無理をしましたが
２Ｊエンジン＋ツインターボの走りは
当時としては強烈でしたね～

さて、その「アリスト」のおかげで出来た
車仲間の中に「Ｉ君」がいました。
当時彼は１９歳だったと思います。
始めは口を「への字」にまげて、むっつり
レーサー故の負けん気の強さや
年齢差もあり「話しにくい」って感じでしたが
「男気」があってなかなかの好青年ではありました。

さすがに暫く付き合っていると
「おバカ」なケント達によって流石の「Ｉ君」も
打ち解けるようになって来ました。

そんな時に、ケントが宮崎の話しをしていて
不意に「Ｉ君」に
「いいよ～宮崎は」「どう一緒に」
なんて話したら…
「いいっすねっ行きますっ」だって

まじかよ…

始めは社交辞令かと思いましたが
話しはとんとん拍子で進み、ホントに出発の日を
迎えたのでした

続く