〔今夜飲んだのは、麦焼酎“百年浪漫"で作ったイグリ酒〕
今回５種類のお酒を使って作ったイグリ酒。先日飲み比べてみました。
使ったのはホワイトリカーと麦焼酎“むぎのか"と麦焼酎“百年浪漫"、清酒“舞酔雪"と純米酒“坐"の５種類。ホワイトリカーと麦焼酎２種はだいたい同じくらいの価格で、清酒がそれよりちょっと高くて純米酒だけは他の４種の倍以上の金額でした。
で、飲み比べた結果、一番おいしいのは純米酒。清酒と麦焼酎２種は甲乙つけがたく、一番おいしくなかったのはホワイトリカーだったのです。結局お酒のおいしさがそのまま反映されるという結果になりました。
ホワイトリカーを１本も置いていなかった酒屋のおじさんが、ホワイトリカーなんかより普通の焼酎を使ったほうが、ずっとおいしい果実酒ができるんだよと言うのを聞いたときは半信半疑でしたが、その言葉は本当でした。今まで何にも疑問に思わずに「果実酒にはホワイトリカーを使う」と思っていたのですが、おいしいお酒を使ったほうがおいしい果実酒ができるはずですもんね。
日本酒は焼酎に比べてアルコール度数が低いのでどうかなーと思っていたのですが、焼酎と同じようにきれいな赤い色になっていました。でもそのまま飲むため甘ったるく、やはり果実酒には向かないのかもしれません。砂糖を少なくしたらいいのかもしれませんが・・
〔左から、清酒、百年浪漫、むぎのか・・清酒は少し色が淡い〕
イグリ酒は色はきれいだけど、味も香りも特になく、果実酒としては梅酒のほうがずっとおいしいと思います。
それに梅酒と同じ割合で砂糖を使ったので、すごく甘いお酒になってしまい、水や炭酸で割らないと甘すぎておいしくないんですよね。
で、結論。今後果実酒にはホワイトリカーは使わない。イグリは果実酒にするより、ジャムやコンポートにしたほうがおいしいので、果実酒にはあまり使わないようにする。
来年は梅の木を持っている人と仲良くならなければ・・
