雨の日には雨の中を

日食観察

Dscn9338

〔つむじ風に木の葉が舞う様子を偶然撮ったもの〕
~昨日は全く写真が撮れなかったので・・自然現象つながりということで・・

昨日の日食、わたしはずいぶん前から観察するぞと意気込んでいました。日食グラスは1ヶ月以上前に購入済みで、その日が朝からの勤務だったら有給をとろうと考えていたのですが、12時からの勤務だったため休みはとらず、早めに職場に行って近くで観察する計画を立てていたのです。

でも昨日は朝から雨。今日は全く見ることができないかも・・と思ったのですが、9時過ぎから少し明るくなったので観察するつもりで職場に向かいました。それからもくもり時々雨というあいにくの天気で、10時半過ぎには職場に着いたのですが、時々雲が途切れたときに見られるという感じだったのです。でもこういう天気のおかげで、日食グラス無しでも欠けた太陽を見ることができたので、たくさんの人が見られてよかったかもしれませんね。

鹿児島市で食が最大になるのは10時57分頃だったのですが、その数分前から厚い雲がかかり雨も降り出して、15分間くらい全く太陽が見えませんでした。食が最大の頃の1~2分は辺りが薄暗くなったのですが、なにせ天気が悪いからその差が明確でなく、それが残念でした。

食が最大の時は見られなかったけど、数分前でもかなり細い三日月のような形になっていて、日食グラスを通して見た太陽はとっても美しくて神秘的でした。再び雲が晴れたときには三日月よりも太い状態の太陽だったけど、それから12時前までずっと空を見上げて観察しつづけていました。

ホントはね、写真を撮るつもりでカメラを用意していたのです。でも木漏れ日や丸い穴が近くにない環境だったため、おもしろい題材を探して写真を撮るよりも、変化していく太陽から目を離したくなくて結局写真を撮ることをあきらめたのでした。欠けていく太陽を直接撮りたいという想いはあったけど、必要な機材を揃えることができなかったし・・

当初、職場の人からはわからない場所でこっそり観察する計画だったのですが、雨が降ってきたこともあり、結局職場の人たちが行き交う通路の近くでずっと観察していたのです。小雨が降っても強い日差しになっても、ずっと空を見上げているわたしは、きっと声をかけづらいオーラを出していたことでしょう。職場では普通のOLのふりをしていたのに、これでまた化けの皮がはがれてしまった。。
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