〔カレー粉の原料となる20種類のスパイスをボウルにあけた状態〕
このところの休日は雨の日が多く体調もいまいちなので、どこにも出かけないで家で過ごしていることが多いです。
こういうときに作るのがカレー。わたしはカレーが好きで、それも市販のルーを使わないでスパイスから作ったカレーが好きなので、作るのはいつも休日になります。
〔ここ２年ほど愛用しているカレー粉セット〕
田舎暮らしをしていた頃は、グリーンコープで『手作りカレーセット』（スパイスは８種ほど）というのを購入して作っていたのですが、このＧＡＢＡＮのカレー粉セットに出会ってからは、いつもこれを使って作っています。
スパイス自体が好きなので、家には常時クミンやカルダモン、ナツメグなどがあります。一度自分で調合してカレーを作ったことがあるのですがおいしくできなかったので、いつもこういうセットになっているものを使っているのです。
680円という値段なので「高い」と思われるかもしれないけど、これで20皿分はできるので、そう思えばそれほど高くないかも。
〔中には20種類のスパイスと作り方の説明書が入っています〕
この20種のスパイスをボールにあけて軽くかき混ぜて、焦がさないように弱火で５～６分炒めるとカレー粉の出来上がりです。
チキンやシーフード、野菜のみのカレーを作るときは、絶対焦がさないようにカレー粉を作り、ビーフやポークのときは少し火を強くして、焦げるまでいかないけど香ばしさが出るくらいに炒めて作っています。
出来上がったカレー粉は冷蔵庫で保存すればしばらく持つので、いつも３～４回にわけて使っています。
〔今回はチキンカレー用のカレー粉です〕
カレーの原料はこのカレー粉の他に、ニンニク、ショウガ、カットトマトの水煮缶、チキンブイヨン、月桂樹の葉、塩。具材は玉ねぎ、人参、セロリ（なくても可）、鶏肉（手羽中か手羽元）。
鶏肉に塩と手持ちのスパイス（ブラックペッパーとか）を振って皮に焼き目がつくまで火を通します。別鍋でみじん切りにしたニンニク、ショウガを炒めて、野菜類も一緒に炒めて、ある程度火が通ったらトマト缶とチキンブイヨンと焼いた肉と月桂樹の葉を加え火にかけます。
沸騰したらアクをすくって、カレー粉を加え弱火でコトコト。わたしはだいたい2時間くらい煮込んでいます。
〔出来上がったチキンカレー〕
このカレーは出来上がった直後はサラサラしていますが、一晩おくと少しとろみがでてきます（チキンカレーの場合）。具材にジャガイモが入っていると、よりとろみが増します。
１回で８皿分くらい作り、それを何日かにわけて食べているのですが、翌日には茹でたジャガイモを加え、その次はヨーグルトを加え・・と味を少しずつ変化させて楽しんでいます。
市販のルーで作ったカレーに慣れていた母は、最初この手のカレーを食べたときに「これはカレーじゃない」と言って嫌がっていましたが、今ではわたしよりもカレー好きになり、いつもお昼に食べてしまうので、わたしは１回しか食べていないのに、作ったカレーがいつの間にかなくなっているということもしょっちゅうです。
朝にカレーを食べるのがいいと言われているけれど、レトルトや市販ルーで作ったカレーを食べると胃にもたれてしまうという人でも、このカレーなら大丈夫だと思います。ぜひ試してみてください。
