当たり前のようにそこにあったわけではなく、 一度は人間の手によって、或いは種子が飛んできて自生する。 決して派手ではないけれど、四季を感じる初夏の草花。 名もわからない、ただ美しく咲いているだけ。 気が付くと甘い香りに誘われる。 梅雨の晴れ間に、明日は桜桃忌。