みちのくバイク人

浮かぶ記憶

寒くなると、あの日を思い出します。
それは3月11日。

建物が大きく揺れ、揺れ止まぬ時間が長く感じました。
緊急避難も、外は寒く、長くは居られない。
でも、建物は音を立てて揺れ続く。

冷えた体を暖めることもできず、我慢の限界。
揺れが止まり、建物に入ると散々とした光景。

携帯に現れた映像は大津波。

不安は沿岸に住む実家へと変わる。
電話は繋がらないが、メールは3回に1回は届いた...。
無事らしい...。

帰宅命令が出された。
信号が消えた夕方、燃料計が底をつく車で無事我が家へ。

早速、ロウソクとラジオを準備する。

寒い。

薪ストーブの着火は容易だが、余震がそれを阻む。

断水が予想された。停電でポンプが停止。
今のうちに水を貯めておこう。

食料はなんとかなる。

不安な一夜をコタツの中に入れた湯たんぽで過ごす。

余震は続く...。
みんな無事でありますように祈る。

あれから7ヶ月を迎えます。
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