新選組 !! 土方歳三最期の一日
「新選組!」で、近藤無き後の土方歳三の主な転戦地である会津・箱館が描かれなかったため、視聴者からの続編希望に応え、大河ドラマ初の続編として2006年1月3日に放送されました。
舞台は明治2年(1869)5月10日、新政府軍の総攻撃を翌朝に控えた箱館は五稜郭。この絶望的な状況下で、歳三は新選組の仲間に箱館の港と街の警備を命じる。
そんな折、箱館政府総裁の降伏の決心を聞いた歳三は再考を促すべく、総裁と陸軍奉行の下へと向かうが、立場や価値観の異なる三人の話し合いは意外な方向へと展開していく――。
編集後記
歳三もの才覚ある人間が、時勢に逆らってまで旧幕府側についたのは、農民出身の自分を武士として大成させてくれた幕府への恩と忠義の気持ちからだったのでしょう。
もし、歳三が函館戦争で亡くならずに生き延びて、日本帝国陸軍トップに就任していたら、日本の戦争の歴史は大きく変わっていたのかもしれません―ー。
【出典】「新選組!!-土方歳三最期の一日-」「Wikipedia」